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第89回 天皇杯全日本サッカー選手権大会

  • チーム紹介(都道府県・大学代表)

岩手県

 第59回県サッカー選手権大会兼第89回天皇杯全日本選手権県予選決勝で、富士大学(花巻市)を2-0で破り、2年連続3回目の出場を決めた。本拠地は盛岡市。グルージャはスペイン語で「鶴」の意味。盛岡藩藩主南部家の家紋が「むかい鶴」で、盛岡名物「じゃじゃ麺」、県内の方言に「じゃ」が多く使われていることにちなんで名づけられた。県内各地でサッカースクール、地域巡回クリニックを数多く開催し、地域活動にも積極的に参加している。
 今年からチームの運営組織をNPO法人から株式会社に移行。盛岡商高で全国制覇を果たした斎藤重信監督がチームアドバイザーに就任した。
 チームは東北社会人リーグ1部で昨季は連覇を果たした。今季も同率首位で(9月1日現在)、3連覇を狙う。JFL、J2、そしてJリーグ昇格を目指し、試合会場には「昇鶴」と書かれた旗がなびく。
今季は守備の強化を目指し、J2の横浜FCからDF中田洋介(新主将)、JFLのMIOびわこ草津からDF大瀧直也が新加入した。攻撃の中心はFW加藤浩史。東北社会人リーグで昨季18ゴールを挙げリーグ得点王に輝いた。得点感覚が抜群でスペースに走りこむ動きが持ち味。個人力の高さでボールを支配し、両サイドからの多彩な攻撃で勝負する。
 昨年の天皇杯全国大会で、県勢悲願の初勝利を挙げたが2回戦で大学チームに敗退した。Jリーグ入りを目指すチームとして上位に進出し、格上チームに番狂わせを演じたい。
天皇杯全国大会に向けて吉田暢監督は「攻撃から守備に回ったときの対応を全員で徹底できるかが課題だ」と昨年以上の成績を目指す。

(岩手日報)