第89回 天皇杯全日本サッカー選手権大会

  • チーム紹介(都道府県・大学代表)

山梨県

 2009年度第14回山梨県選手権大会決勝でVF甲府ユースと対戦。猛攻に遭い20本のシュートを浴びながらも1失点と粘りの守備を展開し、PK戦に持ち込んで悲願の初出場を果たした。山梨県甲府市の甲運サッカースポーツ少年団出身者を中心として2001年に発足した歴史の浅いチームではあるが、帝京三高時代に全国高校選手権に出場した経験を持つ選手をはじめ、県内の強豪高校で活躍した選手が数多く在籍。現在は、地元の小・中学校グラウンドで週1回、「楽しくやること」をモットーにミニゲームを中心とした2時間ほどの練習に汗を流す。発足5年目の06年に県社会人1部リーグに昇格し、県クラブ選手権を制した実績を持つ。
 帝京三高時代、1995年度の全国高校選手権2回戦で優勝候補だった国見高(長崎)を破る原動力となったGK白井敏己を柱とした守りで、安定した守備力を誇る。31歳の白井はチーム最年長者でもあり、最後尾からDF陣を鼓舞。守備からゲームのリズムをつくるチームスタイルだ。ゴールの期待を担うのはスピードがあるトップの在明和敏。MFの秋山諒、鈴木隼人、石村良が中盤で攻守のバランスを取りながら、精度の高いパスを前線に供給してチャンスメークする。初の大舞台となる天皇杯に向け、小沢今朝美監督は「全国の舞台で勝てるゲームができるとは思わない。とにかく全力で挑み、チームとして成長できる材料を見いだしたい」と控えめに語った。

(山梨日日新聞)