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第89回 天皇杯全日本サッカー選手権大会

  • チーム紹介(都道府県・大学代表)

宮城県

 河北杯・NHK杯争奪第13回宮城県サッカー選手権大会決勝で、東北学院大を3-1で下し、4年連続12度目の出場を果たした。ホームは多賀城市。1968年、ソニー仙台サッカー同好会として創立。仙台市の実業団リーグ、宮城県リーグを主戦場としてきた。93年に東北リーグ昇格を目指して本格的な強化を開始。東北リーグでは95年から3連覇して東北アマチュアサッカー界の雄の座を不動のものとした。97年度の全国地域リーグ決勝大会で、優勝し日本フットボールリーグ(JFL)への昇格を果たした。
 参入12年目の今季は「JFL優勝」を目標にするも、後期第7節終了時 で12勝4分け8敗と18チーム中4位。だが最近4試合で4連勝とここに来て波に乗る。チーム最年長のDF谷池が引っ張る守備陣はリーグ戦で3番目に失点数が少ない堅守を誇る。左サイドバックの天羽は切れ味鋭いオーバーラップが魅力。果敢な攻めで好機を演出する。東北学院大との県代表決定戦では今季の公式戦初ゴールを決めるなど、さらに存在感を増している。攻撃陣では昨季のチーム得点王で、J2ベガルタ仙台からレンタル移籍中のFW大久保がひざのけがから復帰。リーグ戦ここ4試合で3得点と絶好調の本多、沢口の両FWとの定位置争いはし烈で、堅守から少ない得点で勝つチームの勝利の方程式に良い効果を与えている。攻守のかなめ花渕とレフティ大瀧の2人のMFが絡めばさらに攻撃力は増し、躍進が期待できる。
 東北勢対決となる1回戦を勝ち進めばJ1大宮アルディージャが対戦相手。天皇杯に向け、昨年からチームを率いる田端監督は「Jとの真剣勝負が今のチームのモチベーションになっている。リーグの好調を維持したまま臨み、どれだけ通用するか力を試したい」と抱負を語った。

(河北新報)