2010/03/01
身も心もリフレッシュを ソチ目指す浅田真央へ
冬季五輪つれづれなるままに
17日間の戦いは終わった。銀メダル3,銅メダル2の成果を、日本選手団の橋本聖子団長は「前回をメダル数で4個上回った。選手が頑張った証しだろう。あとは金メダルを一つでも取りたかった」と総括した。

金メダルを目指したフィギュアスケートの浅田真央は、キム・ヨナ(韓国)とのライバル対決に力及ばず敗れた。フリーの際のNHK総合テレビの平均視聴率は、関東地区で36・3パーセントに達した。彼女がいかに期待され、注目されていたかを示す数字だ。
「4年後のオリンピックを目指す」と既に明言している。さらなるプレッシャーの下、どう態勢を建て直すのか。外国人コーチとの関係なども洗い直しが必要だろう。
身も心もリフレッシュしてほしいと思う。今回、キム・ヨナの伸びやかな振る舞いや演技を見ているうち、彼女の約3年になるトロント生活の効用について考えが及んだ。多文化社会のカナダで若くて野心的なスタッフに囲まれ、生活を楽しみながらフィギュアに取り組んでいるのではないだろうかと。
誰もがそんな環境を得られるわけではない。浅田自身、海外生活は望んでいないという話も聞こえてくる。要はリフレッシュする場と機会を早く持ってもらいたいのだ。23日からはトリノでの世界選手権に出場するという。これでは息つぐ間もない。五輪の興奮が色あせぬうちにとばかりに、選手をまるで商品のように扱う国際連盟のやり口に大いに疑問を感じる。
浅田には余計なお世話とひじ鉄を食らいそうだ。長く続いたスランプを脱出したことで、大きな達成感を得ているかもしれないからだ。もう過去は振り捨てているかもしれない。でも、凡人なら何年、いや一生かかっても体験することはないであろう重圧と戦い続ける若者には、ぜひ4年後のソチでも輝かしい存在であってほしい。凡庸でお節介なオッさんは、充電の機会を持ってほしいと切に願うのです。
【写真】閉会式で日本の旗手を務めた浅田真央(中央)(共同)
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(47NEWS 岡本彰)
【五輪コラム】













