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中国中央電視台(CCTV)がインタビュー取材にやってきた。「東方時空」というニュース・ワイド番組のクルーだ。北京五輪も閉幕が近づき、外国メディアが五輪をどう評価しているかについて、そろそろまとめ番組の制作に入っているからだ。
中国のテレビは影響力が大きい。何億人が見ているか分からない。うっかり舌を滑らすと、ネットで集中砲火を浴びかねない。できることなら、断りたいところだが、せっかく同業の中国人の紹介でやってきたので、そうもいかない。
中国語で答えるのかと思ったら、そうではなかった。女性キャスターが中国語で質問し、こちらは日本語で答える。同席している通訳が、その答えを中国語に翻訳するという形式。その方が外国人に取材している雰囲気が出て良いそうだ。
「五輪の評価は?」「印象に残ったことは?」といった通り一遍の質問ばかりかと思っていたら、女性キャスターはかなり微妙で挑発的な質問も浴びせてくる。
「中国が大量に金メダルを取ったことを、日本人はどう思っているか」「中国の観客のマナーをどう評価するか」「北京五輪は浪費という説もあるが…」「五輪のために人民が多大な不便を被ったという人もいるが…」「取材でトラブルはなかったか」。こうした微妙な質問を浴びせないと、視聴率に影響してくるのだろう。
中国が国家威信をかけてやっている五輪。今のところほとんど問題もなく、順調に進んでいる以上、基本的には褒めておくに如くは無しだ。BBCやCNNも取材すると言っていたが、どんな番組ができるのだろうか。
【写真】メディアの取材合戦(共同)
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