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新潟県勢・種田恵選手の最初のレースとなる百メートル平泳ぎ予選終了後のこと、ミックスゾーン(取材エリア)を彼女がとことこと歩いてきた。
われわれ日本の報道陣を見つけると、取材で見慣れた顔が多かったのだろう、一瞬驚いたような顔をし、同時にほっとしたような表情を浮かべた。
超人的な選手が覇を競う五輪で、言葉にこそしなかったが、すさまじいプレッシャーがあったのだろう。まだ21歳、素顔はネイルアートの好きな普通の女子大生だ。勝負色はピンクだというが、北京の3レースは青か紫の模様のようだった。気分を変えたのだろうか。
決勝の後は、観戦に訪れていた女子バドミントンの「オグシオ」と、はしゃぎながら記念撮影に興じる姿も。二百メートル平泳ぎは堂々の8位入賞。自然体を忘れず五輪の貴重な経験を糧に、さらに大きく飛躍していってほしい。
【写真】女子200メートル平泳ぎ決勝で8位の種田(共同)
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