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記者交流
08/08 [北日本新聞社・山岡一成]

 取材に訪れた記者にとって、最大の生命線は会社に原稿を送る通信手段。北京五輪のメーンプレスセンターではインターネット回線を使ってメール送信する記者が多いようだ。

 問題はインターネット回線に接続する手段。国際携帯電話でつなげないこともないが、記事送信の混み合う時間帯は非常に処理が遅くなり、仕事にならない。

 多くの記者はラン回線を使っている。ただ、このラン回線を使うには専用のICカードを購入しなければならない。価格は三千五百元、日本円で六万円以上もするため、会社の経費とはいえ、ちょっと勇気のいる買い物だ。

 プレスセンターで記事を書いているとバングラデシュ人記者に声を掛けられた。言葉はまったく通じなかったが、ジェスチャーから察するに「通信に時間がかかるので、ラン回線のパソコンを使わせてほしい」ということらしい。

 困った時はお互い様、ということで快く承諾すると、ものの数分で送れた。こういう形の国際交流もあっていい。

 「お礼のプレゼント」と言って手渡されたバングラデシュのバッジと、パソコンのバングラデシュへの送信履歴を記念に残しておきたい。

【写真】北京五輪のメーンプレスセンターで、モニターを調整するボランティア(共同)


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