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「目標はあくまでも五輪」と意欲を燃やす自転車の北津留翼
ドーハ・アジア大会優勝など、数々の実績を誇る自転車界のホープは、高校時代に狙いを北京五輪に定めた。「目標はあくまでも五輪」という競輪S級選手の22歳、北津留翼(きたつる・つばさ)に、自転車トラックのスプリントとチームスプリントでのメダルが期待されている。
福岡の豊国学園高3年だった2003年世界ジュニア選手権でケイリンとスプリントの2種目を制した。その秋から半年間、世界中の有望若手が集うワールドサイクリングセンターに留学した。
ここで世界選手権優勝の経験を持つ名コーチのフレデリック・マニエ氏に出会った。06年12月に日本のナショナル・ディレクターに就任した同氏は「ツバサは勝者のメンタリティーを持っている」と高く評価した。
競輪と比べてトラックの大きさや乗る自転車が違い、短時間で勝負が決まるため、筋肉の鍛え方も異なる。長期的強化が必要で、北津留もそのプログラムの中にいる。
五輪出場枠はワールドカップと世界選手権を終えた3月下旬に決まる。「競輪と両方やっていくのは難しい」と痛感するが、あこがれの舞台で悔いを残したくない。「競技専門でやっている選手と勝負するためには、必死に練習するしかない」と言葉に力を込めた。