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「次はもっと上の順位」  成長する陸上長距離竹沢(5)

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陸上世界選手権の男子1万メートルで力走する竹沢健介=07年8月、長居陸上競技場

陸上男子長距離で勢いのある若手の先頭に立つ。早大3年生の竹沢健介(たけざわ・けんすけ)は昨年の世界選手権1万メートルに出場、12位にとどまったが「大きな大会を通じて成長できた。次はもっと順位を上げたい」と話した。背筋の伸びたリズミカルなピッチで北京の晴れ舞台を目指す。

昨季は4月に1万メートルで27分45秒59を出し、北京五輪参加標準記録Aの突破者となった。5000メートルでも7月にベルギーで13分19秒00の日本学生新記録で走り「1年を通じて充実していた」と手応えをのぞかせた。

日本陸連が23歳以下の有望男子長距離選手を集めた「U―23強化策」に入った。世界選手権5000メートル代表の三津谷祐(みつや・ゆう)(トヨタ自動車九州)や同学年の佐藤悠基(さとう・ゆうき)(東海大)も名を連ねた。将来のエース候補として期待される竹沢は「日本のレベルを上げたい」と意欲満々だ。

向上心旺盛のあまり、12月に苦しみも味わった。兵庫の報徳高校時代からの持病でもある座骨神経痛などが練習過多で出て、箱根駅伝は予定した2区から3区に回った。区間賞で往路優勝と総合2位に貢献したが「自己管理の甘さが出た。自分を過信した」と反省しきりだ。五輪イヤーの年頭に得た教訓を糧に、一層の飛躍を期す。