![]() |
||||
プライベートで、また歌手、キャスターとして旅したアジアに興味を深めてきたという人気グループ「嵐」の桜井翔さん(25)。バレーボール番組のキャスターを務めたことで、さらに高まったアジア、五輪への関心と期待を語った。
―北京のイメージは。
「二年ほど前に友人と旅行した。世界遺産である万里の長城や、明の十三陵などを訪れ、歴史の深さを感じた。とにかく人が多く、にぎやかで活気があると思った」
―五輪への関心は。
「昨年、北京五輪予選を兼ねたバレーボールのワールドカップ(W杯)のテレビ番組でメーンキャスターを務め、元日本代表選手の体験や、選手の五輪への思いを聞き、五輪を強く意識するようになった。スポーツ選手にとって、あの舞台がどの世界大会とも違う最高峰だと知り、ほかの競技でも日本選手の五輪出場決定のニュースを注意して見ている」
―大会の中で、注目しているのは。
「メダル。バレーボールで、そこに至るまでの練習の厳しさ、精神的な鍛錬の仕方、技術の磨き方を目の当たりにした。メダルの重みを理解した今だからこそ、単なる数字ではなく、メダルを取るまでのドラマに思いをはせながら見たい」
―北京五輪を通して何に期待したいか。
「五輪後の中国の姿。国際社会から目を向けられることで、中国の在り方も変わっていくだろう。特に自分にもかかわる肖像権、著作権の問題。例えば、3年ほど前、漫画『クレヨンしんちゃん』のコピー商品が先に商標登録されて、本物が商標権侵害とされたことがあった。旅行中に、電車を降りる人を待たずに乗ってくる人に驚いた。著作権者らの権利が守られ、マナーが向上したらいいなと願う。経済的には中国国内で、北京と農村地方との格差が広がることを懸念している」
× ×
桜井 翔さん(さくらい・しょう)82年東京都生まれ。99年「嵐」のメンバーとしてCDデビュー。ドラマ「木更津キャッツアイ」、映画「ハチミツとクローバー」など出演作多数。主演映画「ヤッターマン」は09年春に公開予定。06年から「NEWS ZERO」のキャスター。慶応大卒。