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 伝統を重んじる古都が、国際基準の祭典を前にどう変わろうとしているのか。五輪の街角から報告する。
 世界のトップアスリートが集う五輪を直前に控えて変わりゆく中国。北京五輪開催の意義を、多様な観点から聞いた。

「泳ぐのが大好き」 マラウイのイレンダ

 アフリカ大陸の南東部、マラウイから競泳男子五十メートル自由形に出たチャールトン・イレンダは、国際オリンピック委員会(IOC)の競技普及計画による主催者推薦で五輪切符を手に入れた。

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 柔和な笑顔が印象的な19歳によると、祖国にプールは屋外の25メートルが五つしかない。「暖房がないから冬は泳げないんだ」と苦笑した。南部のブランタイア出身。友人の多くが人気のサッカーに興味を示す中、7歳のときに体育の授業で知った水泳をずっと続けた。

 「別に特別な理由なんかない。泳ぐのが大好きだ」。現在はカナダから来たコーチに指導を受け、高校のプールで毎日2時間鍛える。そのかいあって代表に選ばれ、開会式では旗手を務めた。「とても緊張したけど、あんな経験はなかなかできない」と誇らしげだ。

 肝心の本番は27秒46で泳いだ。97人中80位だったが自己ベスト。貸し出されたスピード社の高速水着を着て、力強くガッツポーズした。4年後は国際水連の参加基準記録を突破し、ロンドン五輪に出る夢ができた。(共同)

【写真】競泳男子50メートル自由形予選に出場し、自己ベストを記録してガッツポーズするチャールトン・イレンダ(マラウイ)=国家水泳センター(共同)



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