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「一生で1億ドル下らず」  フェルプス、8冠のお値段

 栄光と失意、数々のドラマを織り交ぜながら北京五輪の戦いは終盤戦に突入している。これまでの競技を振り返ってみると、競泳のマイケル・フェルプス(米国)と陸上のウサイン・ボルト(ジャマイカ)の活躍がひときわ輝き、“五輪商戦”ベースでも格別の注目度を放っているようだ。共同通信がニューヨークや北京から伝えた彼らの「金メダルのお値段」などをチェックしてみると―。
金メダルのフェルプス

 1大会史上最多の8冠を達成したフェルプス。ウォールストリート・ジャーナル紙によると、同選手の代理人は金メダル8個の価値を「(彼の)一生で1億ドル(約110億円)は下らない」と、はじき出した。各国の企業から広告契約の申し入れが殺到しているという。

 フェルプスは既に水着の英スピード社や時計のオメガなどと、年間推定で計300-500万ドルのスポンサー契約などを結んでいる。8冠効果が今後どう反映されていくのだろうか。
黄金のシューズ
 9秒69の「史上最速男」となったボルトは、派手な金色のスパイクシューズを履いて頂点に駆け上がった。米ナイキ、ドイツのアディダスなどと世界のスポーツシューズ市場で激しくしのぎを削るドイツのプーマ社製スパイクである。同社の得意分野はサッカー用品などで、これまで陸上競技での認知度はいまひとつだったらしい。

 まさにしてやったり。英紙フィナンシャル・タイムズ(アジア版)は「契約数が重要なのではなく、しかるべき選手と契約することが重要なのだ」との同社アジア太平洋地区担当のコメントを紹介している。自社の五輪戦略が功を奏し、誇らしげな様子が目に浮かぶようだ。

【写真】400メートルメドレーリレーで8個目の金メダルを獲得したフェルプス(上)9秒69の世界新をマークし、金色のスパイクシューズを掲げるボルト(下)(いずれも共同)