中国、ネット作家が急増 月収160万の売れっ子も
インターネット利用者が2億5000万人を超えた中国。若者の間ではブログに自身の日常をつづることも一般的になった。そんな中、10-20代のネット作家が続々とデビューし、文学界に「革命」を起こしている。
唐家三少さん(27)(ペンネーム)は、15万人のネット作家が登録する「起点中文網」の売れっ子作家。2004年に興味本位で書き始めた幻想小説がヒットし、今では台湾や韓国で本が出版されるまでになった。
新作「琴帝」は、少年が音楽を使う魔術師に成長する物語で、アクセス数は1400万を突破。印税を含めた月収は、北京市民の平均月収の約50倍の10万元(約160万円)以上だ。
「ネットは読者の反応がすぐに返ってくる。出版社に原稿を手渡すのは時代遅れだよ」と唐家さん。最近のネット作家の急増は、自分の考えや不満を発信したい若者が増えたためと分析する。
北京市郊外のマンションで新妻とつつましく暮らす。「五輪に合わせ、バスケットボールを題材にした小説を書きかけたんだけど、他の仕事が忙しすぎて断念したんだ」。色白の青年ははにかんだように笑った。(北京、共同)













