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 伝統を重んじる古都が、国際基準の祭典を前にどう変わろうとしているのか。五輪の街角から報告する。
 世界のトップアスリートが集う五輪を直前に控えて変わりゆく中国。北京五輪開催の意義を、多様な観点から聞いた。

あこがれは井上康生 モンテネグロの柔道選手

 モンテネグロからやってきた柔道男子81キロ級のスルジャン・ムルバリエビッチが健闘した。4回戦で2005年世界選手権覇者のギョーム・エルモント(オランダ)に延長の末に負けたが、堂々とした戦いぶり。試合後は祖国の報道陣に囲まれて、取材を受けた。

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 186センチの長身で運動能力が高く、得意技はすくい投げに払い腰、足払いという。4歳で柔道を始め、ずっと畳の上で技を磨いてきた。大会前にひざを痛めたため期待していなかったというが、いざ戦ってみると「満足していない。勝てる試合だった」と悔しさいっぱいだった。

 同国はセルビア・モンテネグロとして前回のアテネ五輪に出た。06年に独立、今回が国際オリンピック委員会(IOC)に認められた後にモンテネグロとして初めて参加した。人口約60万人。「日本やロシアのように強い選手がたくさんいるわけじゃない。上位に入って、小さな国の代表として大きな一歩を記したかった」と話した。

 あこがれの選手に、シドニー五輪で豪快な一本勝ちなどで優勝した井上康生を挙げた。まだ24歳。「もちろんまた五輪に出たい。出られると思う」と再挑戦を誓った。(共同)

【写真】柔道男子81キロ級で健闘したモンテネグロのスルジャン・ムルバリエビッチ選手=北京科技大体育館(共同)



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