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 伝統を重んじる古都が、国際基準の祭典を前にどう変わろうとしているのか。五輪の街角から報告する。
 世界のトップアスリートが集う五輪を直前に控えて変わりゆく中国。北京五輪開催の意義を、多様な観点から聞いた。

セントルシアのスペンサー カリブ海の走り高跳び

 カリブ海に浮かぶ島国セントルシアは人口約16万5000人、バナナなどの農業が主要産業だ。1996年アトランタ五輪に初めて参加し、北京で陸上3、競泳1選手が出場する。開会式の旗手を務めたのが、陸上女子走り高跳びのラバーン・スペンサー(24)だ。

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 身長175センチ。昨年、大阪で開催された世界選手権は1メートル94の同国記録で決勝に残ったが「決勝ではベストの跳躍ができなかった」。1メートル90の15位という結果には悔しさが残った。

 セントルシアでは各学校ごとに重点的に力を入れるスポーツがあるという。通った学校が偶然、陸上に熱心で、14歳でこの種目を始めた。2001年世界ユース選手権の3位は、あらゆる年代の世界レベルの大会で同国勢で初めて表彰台に上がる歴史的な快挙だったそうだ。いまは米国のジョージア大の学生で練習環境も恵まれている。

 初めての五輪の抱負は「友好を大切に。そして、自分の最高のジャンプを見せる」と言う。アルフレッド・エマニュエル選手団長は「メダルにも挑んでほしい」と熱のこもった口ぶり。小さな国の大きな期待を背負ってフィールドに立つ。(北京、共同)

【写真】北京五輪選手村でリラックスした表情を見せるセントルシアの走り高跳び女子のラバーン・スペンサー選手(共同)



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