「いざ値切り合戦!」 五輪選手に人気の秀水街
五輪会場にちなみ“商業鳥巣”の看板を掲げる北京中心部のショッピングモール「秀水街」。偽ブランド品で有名だった露天市場「秀水街」を取り壊し五輪のためにリニューアルしたモールだ。偽ブランドは目立たなくなったが、電卓片手の売り手と交渉して値切り、衣類などを買う従来のスタイルが受け、選手らがバスで乗り付ける人気スポットになっている。
「もっと安くして!」「これがラストプライス」。約1500の小さな店舗がひしめく中、客と店員の価格交渉のやりとりがあちこちから聞こえる。フランス、カナダなど次々来る各国の選手や大会関係者を相手に、中国人販売員が言語を巧みに使い分けて応対する。
ブラジルの水泳審判員マセッロ・ファルカンさん(46)は「ここはとっても楽しい。妻や友人へお土産を買った」とにっこり。販売員の董超さん(22)は「毎日、何千人もお客さんが来る。手ごわいのはイラン人とロシア人で、3分の1以下に値切ってくる」と話す。
この日の猛者は長時間の交渉で子ども5人分のシャツなどを買ったオーストラリアのケイト・ラザフォードさん(41)。「最初は2400元(約3万8000円)と言われたけど、350元になった。大変だったわ」と笑顔で汗をぬぐった。(北京、共同)













