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星野ジャパン、黒星発進 攻守の要振るわず

 野球の日本はキューバを相手に黒星スタートとなった。エースのダルビッシュから硬さが消えず、先行を許す。そして追いついては突き放される展開で、主導権を奪えないまま終わってしまった。
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 星野監督は「緊張感の中で、本来の調子ではなかった」とダルビッシュの投球を評した。本人も「コンディションがずっと良くなくて、気合が入れば何とかなると思ったが…」と悔やんだ。それでなくても初戦は厳しいのに、相手は強豪キューバ。おまけにチームは「金メダルを取る」と自らに課した重い十字架を背負っている。

 打線にも重苦しい結果が残った。9安打を放ちながら3併殺を喫し、2点しか奪えなかった。好機は作るのに生かし切れないもどかしさ。1回の1死2、3塁で3球三振。さらに3回の得点機でも凡退した4番の新井は「あした、しっかり切り替えてやるしかない」と雪辱を誓った。

 初日は壮絶に点を取り合った末、候補の一角、米国が韓国に逆転サヨナラ負けしている。キューバもひと昔前のような圧倒的な強さは感じさせない。混戦を予感させる滑り出しとも言える。宮本主将は「今度はキューバと準決勝か決勝で戦って勝ちたい」と言った。年俸総額40億円を超えるスター軍団が、その真価を問われるのはこれからである。

【写真】不本意な展開にさえない表情のダルビッシュ(18)ら日本ベンチ(共同)