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驚異的なスタミナ フェルプス、通算タイの「金メダル9個」 

 男子競泳のマイケル・フェルプス(米国)が今大会3個目の金メダルを奪った。前回のアテネ大会の6個と合わせこれで通算9個となり、夏の個人通算最多金メダル獲得数に並んだ。
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 9個と言えば、男子走り幅跳びで4連覇を記録した陸上のカール・ルイスや、ミュンヘン大会の競泳で7個も荒稼ぎしたマーク・スピッツ(いずれも米国)ら過去に4人しかいない。8種目へのエントリーが見込まれているフェルプスが、まだ大幅に積み上げるのは間違いなさそうだ。

 193センチ、88キロの23歳。競泳4日目を迎えた12日の200メートル自由形決勝は、自身早くも今大会7レース目だった。疲労の色などものかは、2位に1秒89もの大差を付ける世界新で圧勝した。最初の優勝、400メートル個人メドレーも世界新。ついでに言えば400メートルリレーも同様だったが、最終泳者が際どく逆転しての勝利にフェルプスの興奮は治まらず、雄たけびをあげ続けていたのが印象的だった。

 超過密スケジュールを平気でこなしている。この日は3個目の金を取った後に表彰式。でも余韻や感慨に浸っている暇はない。2レース目、200メートルバタフライ準決勝の出番が迫っていた。
 心身ともに驚くばかりのスタミナだ。「食べて、 寝て、泳ぐ」。疲労回復の秘けつを問われた怪物は笑いながら言った。他競技のアスリートたちと交流できる選手村の生活も元気のもとになるらしい。「いろんな栄養を取り込んで自分の最善を尽くすだけさ」。

 13日はまず200メートルバタフライ決勝で「10個目」の新記録に挑む。隣の5コースを泳ぐのは日本の松田丈志(ミズノ)だ。ますます目が離せなくなった。

【写真】今大会3個目、通算9個目の金メダル獲得に余裕の笑顔見せるフェルプス(共同)