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「最大の番狂わせ」 末綱、前田組が中国ペアから大金星

 日本でバドミントンと言えば「オグシオ」。その人気ペアは残念ながらこの夜敗れたが、いわば伏兵の末綱聡子、前田美順組(NEC・SKY)が女子ダブルス準々決勝で優勝候補を下す大金星をあげた。
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 中国の楊維、張潔☆組が相手だった。アテネの優勝ペアで、世界ランクは1位。その実力に加え観客席もアウェー状態で、第1ゲームは8-21とまるで歯が立たなかった。

 「このまま終わるのは悔しいと思い、第2ゲームから開き直った」と前田は振り返った。ここから日本ペアの猛反攻が始まり、競り合いの末、第2ゲームを23-21でもぎ取った。すっかり勢いに乗った第3ゲームは21-14と相手を圧倒した。ファンの大きなどよめきがうずまく前で、末綱と前田はコートに突っ伏して劇的な勝利の喜びに浸った。

 前田は「言葉にするのがもったいないくらい、うれしい」と興奮を隠さず、末綱は「倒れてもいいと思うくらい攻撃し続けた。ここまできたら、メダルを狙いたい」とベスト4進出に胸を張った。

 中国の大手ニュースサイト「新浪網」はこの衝撃的な試合結果を、「開幕以来、最大の番狂わせ」と伝えた。

(注)☆は雨カンムリに文の旧字体

【写真】中国ペアを下し、ラケットを放り出し歓喜の末綱(左)と前田組