北京は「鳥」がいっぱい 飛び立て! 世界へ
鳥の巣、鳥の脚、鳥の卵-。北京では最近の建物に鳥にまつわる愛称が目立つ。鉄骨を組み合わせた外観が木の枝でできた「鳥の巣」に見える国家体育場は五輪のメーン会場。開会式も行われた。
南北333メートル、東西298メートルで、9万人余りを収容する大きなスタジアムの周りには、その独創的な外観を見ようと、連日観光客が押し寄せる。
北京の中心部に2本足で立つような姿を見せるのは中国中央テレビの新社屋。高さ234メートル。2本のタワーが建ち、地上163メートルでL字形に曲がって合体している姿はまさに「鳥の脚」。
そして「鳥の卵」と呼ばれるのが昨年完成した国家大劇院。天安門広場近くのこのドーム型劇場は南北143メートル、東西212メートルで、約5500人を収容できる。半分に割った卵のように滑らかな流線形を描いている。
「北京が鳥かごのようだ」とやゆする人もいる。一方、「鳥は必ず巣に戻ってくる。五輪観戦に来た外国人に、北京へ戻ってきてほしいという願いが込められている」と話す市民も。
五輪を機に、鳥のように国際社会に大きく飛び立ちたい。建物の愛称には市民のそんな願いが込められているようだ。(北京、共同)













