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 伝統を重んじる古都が、国際基準の祭典を前にどう変わろうとしているのか。五輪の街角から報告する。
 世界のトップアスリートが集う五輪を直前に控えて変わりゆく中国。北京五輪開催の意義を、多様な観点から聞いた。

目標達成厳しい日本陸上 楽しみなボルト、ゲイ対決

 4年に1度のスポーツの祭典が近づく。日本選手を中心に、各競技の勢力を展望した。

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 ▽陸上

 日本は、有力選手のけいれんなどでメダル1個と惨敗した昨年の世界選手権から大きな上積みはない。日本陸連が掲げた「金1を含むメダル2、入賞5」の目標達成へ厳しい戦いが予想される。

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 2連覇を狙う男子ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)に、効率とバランスを重視した投法で復活の兆しが見えたのは明るい材料だろう。腰痛で出遅れた今季、初戦の日本選手権で80メートル98を投げた。6位だった世界選手権と同様に実戦不足が懸念されるが、世界選手権3連覇中のチホン(ベラルーシ)を中心に激化する高レベルな勝負にメダルの期待を背負って臨む。

 入賞(8位)候補の種目は課題が多い。世界選手権で日本新の5位と健闘した男子四百メートルリレーは、日本選手権二百メートルで3位に敗れたエース末続慎吾(ミズノ)やベテラン朝原宣治(大阪ガス)の復調が上位争いに不可欠となる。

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 同四百メートル障害は今季故障で出遅れた為末大(APF)が日本選手権を制したが、49秒17は19日現在で今季の世界24番目。成迫健児(ミズノ)とともに決勝進出レベルの走りに至っていない。

 世界選手権で誘導ミスにより途中棄権となった男子競歩の山崎勇喜(長谷川体育施設)は4月に50キロで日本新を出し、メダル争いにも絡める力を持つ。男子で棒高跳びの沢野大地(ニシ・スポーツ)や走り高跳びの醍醐直幸(だいご・なおゆき)(富士通)、女子走り幅跳びの池田久美子(スズキ)は実力を出せなかった世界選手権の失敗と反省を生かせるか。

 「世界最速男」を決める百メートルは、9秒72の世界新を出したボルト(ジャマイカ)と世界王者のゲイ(米国)の対決に期待が高まる。男子百十メートル障害で連続優勝を狙う中国の英雄、劉翔は故障の回復が気掛かりで、新鋭のロブレス(キューバ)の挑戦を受ける。女子は棒高跳びで5メートル03の世界新を出したばかりの「女鳥人」イシンバエワ(ロシア)から目が離せない。



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