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 伝統を重んじる古都が、国際基準の祭典を前にどう変わろうとしているのか。五輪の街角から報告する。
 世界のトップアスリートが集う五輪を直前に控えて変わりゆく中国。北京五輪開催の意義を、多様な観点から聞いた。

ブラジル支える万能選手 バレーのゴドイフィリョ

 21世紀のバレーボール男子はブラジルが五輪、世界選手権、ワールドカップ(W杯)の3大大会すべてを制した。華麗なプレーでファンを魅了するチームの主砲、ジルベルト・ゴドイフィリョは「すべての照準を(決勝がある)8月24日に合わせている」と、五輪連覇を目指す。

ゴドイフィリョ

バレーW杯のロシア戦で、スパイクを放つブラジルのゴドイフィリョ=07年12月、東京体育館

 「ジバ」の愛称で知られる。優勝したアテネ五輪で最高殊勲選手に選ばれた。攻守に優れた万能選手は、男子バレーで小柄な192センチの身長を補って余りあるスピードを武器にする。十八番はセッターからのトスをわずか0・8秒で打つといわれる高速アタックだ。

 10代のジバを代表に抜てきしたのは当時男子代表を率い、北京五輪では女子を指揮するジョゼ・ギマラエス監督だ。「彼が世界最高になれたのは選手としてだけではなく、人間性も完ぺきに近いからだ」と心の面も評価した。

 それが常に最高を追い求める姿勢に現れた。世界最高峰と表現されるイタリアで6年プレーし、昨年はブラジル人としては珍しくロシアのクラブと契約した。「新しいリーグ、文化が楽しみ」と言い、五輪では強敵になるとみられる国に乗り込んだ。

 31歳で再び大舞台を迎える。五輪は北京が最後になる可能性が高い。「われわれの強さを説明するのは難しい。ただ、仲間と一緒に互いにプレーするのが楽しいだけさ」とさらりと言った。

 プレーだけではなく、甘いマスクでも多くの女性ファンを獲得した。口ひげをたくわえるようになったのは、もてすぎる夫の浮気を心配したクリスティナ夫人からの命令だという。



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