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 伝統を重んじる古都が、国際基準の祭典を前にどう変わろうとしているのか。五輪の街角から報告する。
 世界のトップアスリートが集う五輪を直前に控えて変わりゆく中国。北京五輪開催の意義を、多様な観点から聞いた。

食の安全まで情報提供 JOC、万全の支援態勢

 金16個を含め、メダル37個を獲得した前回アテネ五輪の戦績に近づけるため、日本オリンピック委員会(JOC)は、選手のエネルギーにつながる「食の安全」などの情報提供という、新しい試みを実施する。アテネで成果のあった策は引き続き行い、選手を支援する。

北京五輪を想定した料理

報道陣に公開された、北京五輪の選手村での提供が想定されるメニュー=6月25日、東京都北区のナショナルトレーニングセンター

 JOCは4年前、テロ発生などを警戒して「危機管理プロジェクト」をつくった。今回は配布する危機管理マニュアルに食品や水などの注意も盛り込んだ。ギョーザ中毒事件で広がった懸念を取り除くためで、板橋一太(いたばし・いちた)常務理事は「大げさに取り上げて選手らの不安をあおってはいけないが、必要な情報」と話した。

 中国大使館のアドバイスで、水の摂取はミネラルウオーターや湯冷ましを飲むように徹底し、北京の日本人会も利用する日本食材販売店のリストを載せた。選手村の食事が大前提となるが「飽きることもあるだろうし、試合前はおにぎりなどの日本食をとりたい選手が多くなる」(JOC)ための対策だ。

 アテネ五輪で、選手村外に宿泊する競技団体の支援スタッフの活動拠点を設けた。北京でもコンビニエンスストアが近くにある短期賃貸マンションを確保し、日本人会の協力などで独自の前線基地を運営する。バレーボールは北京日本人学校、バドミントンは松下電器の現地法人の体育館を使い、割り当ての時間が限られる練習を補う。

 アテネに続き強力な後方支援態勢を整えた。海外開催の五輪で過去最多の選手団をまとめる福田富昭(ふくだ・とみあき)団長は「金メダルは2けた、総数でメダルは30個以上が最低ライン」と意気込んだ。



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