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 伝統を重んじる古都が、国際基準の祭典を前にどう変わろうとしているのか。五輪の街角から報告する。
 世界のトップアスリートが集う五輪を直前に控えて変わりゆく中国。北京五輪開催の意義を、多様な観点から聞いた。

ロシアを代表する熱い思い テニスのシャラポワ

 世界で最も有名な女子テニス選手、21歳のマリア・シャラポワは初めての五輪を「幼いころからの夢だった」と待ち望み、意欲が高い。9歳で米国に移って才能に磨きをかけ、富と名声を手にしたが、五輪はロシア人であることを強く意識する特別な場だ。

テニスのシャラポワ

ウィンブルドンテニスの女子シングルス2回戦に出場したマリア・シャラポワ=6月26日、オールイングランド・クラブ(共同)

 代表への思いは高まるばかり。ロイター通信によると、開会式でロシア選手団の旗手を希望したが、試合への影響を考慮した関係者に断られた。

 世界にその名を知らしめたウィンブルドン選手権初制覇は、2004年7月だった。その前に世界ランキングによるアテネ五輪の出場権争いは終わっており、大舞台に立てなかった。五輪のシングルス出場は1カ国・地域4人までで、層の厚いロシア女子の競争は激しかった。

 英語を米国人のようなアクセントで話す一方で、母国の選手との交流は少ない。ある男子のロシア選手に「パスポートだけのロシア人」とまで言われたこともあるが、本当は違うようだ。

 国別対抗戦、フェド杯への参加も五輪出場資格の一つになる。他の選手の悪口を言う父親のユーリ・コーチの存在もあり、和を乱すという理由でずっとチームに入れなかった。代表への熱意で何とか押し切り、ことし2月のイスラエル戦で初めて出場した。

 今季の四大大会は全豪オープンに勝ったが、全仏オープンは4回戦、ウィンブルドンは2回戦で敗れ、不本意な結果に終わった。賞金はなく、得られるのは栄誉だけという五輪に向けて「ウィンブルドンのタイトルはもう手にしたから、あとは金メダルを取りたい」と意気込んだ。



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