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 伝統を重んじる古都が、国際基準の祭典を前にどう変わろうとしているのか。五輪の街角から報告する。
 世界のトップアスリートが集う五輪を直前に控えて変わりゆく中国。北京五輪開催の意義を、多様な観点から聞いた。

連覇狙うマラドーナ2世 サッカー男子のメッシ

 サッカー男子で連覇を狙うアルゼンチンのメンバーに、注目のFWリオネル・メッシも名を連ねた。「何が何でも五輪に行く。今後は出られないかもしれない大会だから、出場が本当に楽しみなんだ」。身長169センチの小さな体から才能があふれ出る21歳は、北京での祭典に胸を膨らませた。

ドリブル突破するメッシ

6月18日のワールドカップ南米予選ブラジル戦で、相手選手のタックルをかわして突進するアルゼンチンのメッシ(左)(AP=共同)

 ホルモン代謝の病気で発育が遅れるハンディを克服した話は有名だ。傑出したセンスにほれ込んだ名門バルセロナ(スペイン)が引き抜いて治療費までを負担した。下部組織からトップ選手へと成長し、3年前の世界ユース(20歳以下)選手権では得点王、最優秀選手、優勝のタイトルを独占。この年代を代表するスターとなった。

 これまで数多く出現した「マラドーナ2世」の称号は今度こそ本物か。利き足も同じ左足。昨年4月のスペイン国王杯では母国の英雄と同じように5人抜きのドリブル突破からのゴールを披露した。マラドーナ氏も「彼は僕に似ている。メッシは天才だ」と絶賛する。18歳でデビューしたフル代表でも活躍し、6月18日のワールドカップ(W杯)南米予選では信じ難い光景があった。

 相手は永遠のライバル、ブラジル。敵地での一戦は0―0で終わったが、王国のDF陣を手玉に取るプレーに、地元ブラジルのサポーターからも拍手と喝采(かっさい)が送られた。異例中の異例だった。

 他の追随を許さないスピードとボール扱いに裏打ちされたドリブルや得点感覚は、五輪でも観衆を魅了するだろう。「五輪の代表チームには大きな可能性と希望を感じる」と話すメッシの目には、金メダル以外は見えていないはずだ。




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