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 伝統を重んじる古都が、国際基準の祭典を前にどう変わろうとしているのか。五輪の街角から報告する。
 世界のトップアスリートが集う五輪を直前に控えて変わりゆく中国。北京五輪開催の意義を、多様な観点から聞いた。

7冠スピッツに挑む夏 競泳男子のフェルプス

 この夏、北京で一番忙しい男になりそうだ。五輪1大会最多の7個の金メダル獲得を目指す競泳男子のマイケル・フェルプス(23)=米国=は個人5、リレー3の計8種目に出場する見通しで、レースと表彰式をせわしなくこなすことになる。

世界新マークのフェルプス

6月29日、競泳北京五輪米国代表選考会の男子400メートル個人メドレー決勝で、世界新をマークしたマイケル・フェルプス(AP=共同)

 6日終了した米国代表選考会で、1972年ミュンヘン五輪で競泳のマーク・スピッツ(米国)が成し遂げた7種目制覇に再挑戦する計画が固まった。二百メートル背泳ぎなどを取りやめ、個人種目は4年前のアテネ五輪と同じで200メートル自由形と100メートルと200メートルのバタフライ、200メートルと400メートルの個人メドレー。選考会を終え「思い通りの形で終われた。目の前にある挑戦に興奮している。準備もできた」と胸を張った。

 金6、銅2だった前回よりも偉業達成の可能性は高まった。アテネで200メートル自由形はイアン・ソープ(オーストラリア)に敗れたが、現在は世界記録を持つ。ほかの選手の違反などにも左右されるリレー種目が鍵だ。前回3位だった400メートルリレーは、100メートル自由形世界記録保持者のアラン・ベルナールが軸のフランスなどが立ちはだかる。

 ボルティモアのクラブでボブ・バウマン・コーチの厳しい練習を受け、才能を開花させた。2000年シドニー五輪に15歳で初出場し、その後バタフライや個人メドレーで世界記録を連発。コーチとともにミシガン大に移り、さらに記録を伸ばした。

 レーザー・レーサーが旋風を巻き起こす水着メーカーのスピードのほかオメガなどを協賛社に、プロスイマーとして最前線を歩む。「五輪は最も成功したい大会だ」という「水の怪物」に、連日注目が集まる。



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