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 伝統を重んじる古都が、国際基準の祭典を前にどう変わろうとしているのか。五輪の街角から報告する。
 世界のトップアスリートが集う五輪を直前に控えて変わりゆく中国。北京五輪開催の意義を、多様な観点から聞いた。

父に続く金メダルに挑戦 米体操女子のリューキン

 体操の世界選手権で、米国女子選手として最多タイのメダル9個を手にしている18歳のナスティア・リューキン。1996年アトランタ五輪で2冠のシャノン・ミラーの記録に並んだスター選手が、北京五輪では父に続く金メダル獲得に挑む。

リューキン

北京五輪では父に続く金メダル獲得に挑むナスティア・リューキン(共同)

 6月下旬の選考会で初の五輪代表を決めると「代表メンバーに入れたことが信じられない。夢を実現した」と涙を流した。父親のワレリーさんは旧ソ連チームの黄金期を支え、88年ソウル五輪で2冠に輝いた。母親のアンナさんも新体操の世界選手権を制した経験を持つ。手足が長く、体の線の美しい優雅な演技は、躍動感にあふれた選手がそろう米国では異彩を放つ。

 2005年に全米女王に上り詰め、初出場したその年の世界選手権は段違い平行棒と平均台を制したが、個人総合は0・001点差で同僚のチェルシー・メンメルに惜敗した。06年11月に痛めた右足首を手術する苦難もあった。昨年の世界選手権で団体総合と平均台で頂点に立ち、五輪イヤーへ勢いを取り戻した。

 4年前のアテネ五輪は年齢制限で代表入りのチャンスがなかった。待ちに待った大舞台は中国勢がライバルになる。モスクワで生まれ、2歳で米国に移り住んだリューキンは「北京五輪で金メダルを取るため、パパの指導で厳しい練習を積んできた」と意欲にあふれている。

 10点満点を連発した「白い妖精」ナディア・コマネチさんとコマーシャルで共演し、将来は女優転身も夢見る体操界のエリート。団体総合、個人総合や種目別の段違い平行棒、平均台でも頂点を目指す。



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