吉報を伝える葛蔵造校長を囲んだ横浜ナインはもう、こらえきれなかった。「伝統ある横浜高校の名に恥じぬよう…」。話が終わる前から、あちこちで神妙な表情がほころんだ。
行けるのか、駄目なのか―。
心配で前夜4回目が覚めたという主将の尾関は「自分たちの代でつかんだ初めての甲子園。(昨春、夏とは)意味が全然違う」と喜びを爆発させた。
昨秋の関東大会準々決勝で敗退し「終わったと思った」(尾関)というナインの士気は、急激に下がった。だが指揮官に「甲子園に行く気があるのか」と叱咤(しった)され「このままではいけない」と話し合い、かすかな可能性を信じて土にまみれてきた。
そんな曲折を経て、ようやくつかんだ選抜切符。渡辺元智監督(67)は「だからこそ勝ちにこだわり、貪欲に取り組んでいく」と14度目の春に闘志を燃やした。
3季連続の甲子園だが、昨春は初戦敗退、昨夏は3回戦の最終回に8失点し... [記事全文] 01/28 【神奈川新聞】





