地域ニュース てくてく静岡

途上国の子へ善意の「音色」 浜松のNPOが不用楽器回収

06/03 【静岡新聞】

画像

 浜松市西区のNPO法人「エコライフはままつ」(荒木信幸理事長)が、不用になった鍵盤ハーモニカとリコーダーを市民から集めて発展途上国の子供たちに贈るプロジェクトを進めている。音階を奏でる楽器に初めて触れる子供たちが多く、現地で喜ばれているという。現在はアフリカ南東部のマラウイに届ける楽器を募っている。 同団体は資源の有効利用を図るため、2008年からホームページなどを通じて楽器の提供の呼び掛けを始めた。鍵盤ハーモニカやリコーダーは電気やメンテナンスが不要で、長期的にリユース(再使用)が可能なため、支援に適しているという。 これまで全国各地から寄せられた鍵盤ハーモニカは561台、リコーダーは1539本に上り、ボツワナやグアテマラなど5カ国計9回の贈呈を行った。マラウイにも国際協力機構(JICA)の協力で、地方都市や村落部の学校を中心に直接届けてきた。太鼓など打楽器以外の楽器は初めて目にする子供ばかりだという。 5月中旬に浜松市で開かれたイベントではブースを構え、来場者に寄付を呼び掛けた。高根美保事務局長は「押し入れの中に入ったまま、ごみになってしまうものが喜んで使ってもらえる場所がある。特に子供たちに知ってほしい」と言葉に力を込める。 楽器は継続的に募集する。詳細はホームページに記載している。楽器輸送費の寄付も募っている。問い合わせはエコライフはままつ<電053(440)0006>へ。