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イノシシまた住宅街出没 名古屋・緑区などで

01/29 【中日新聞】

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 名古屋市緑区や愛知県東郷町の住宅街で27日夜、またイノシシが出没した。28日朝も北へ約2キロの日進市赤池一でイノシシのような動物が目撃された。動物の専門家は「もし出くわしたら、刺激しないようゆっくり後ずさりしながら遠のいて」と対処法を説明している。

 緑、愛知署によると、27日午後10時から11時半ごろにかけ、東郷町春木や近くの緑区東神の倉などでイノシシを見た住民から通報が相次いだ。パトカーで駆けつけた署員も体長約1メートルの姿を確認した。

 さらに日進市役所によると、28日午前7時45分ごろ、同市赤池一で登校中の児童らがイノシシらしき姿を目撃した。

 イノシシは今月7~8日に緑区藤塚や豊明市沓掛、10日に東郷町諸輪と北山台の住宅街で目撃された。

 県自然環境課によると、イノシシは名古屋周辺では瀬戸市や豊田市で生息数が増え、2012年度には日進、長久手市でも捕獲された。ただ今回は過去にあまり例のない市街地で、担当者は「茂みを伝って来てしまったのか」と首をひねる。

 野生動物の捕獲許可などを担当する名古屋市農業技術課は「市街地では銃は使えず、道路にわなを仕掛けるわけにもいかない」としばらくは静観する構えだ。

 (木下大資)