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昼食時間に自分磨き広がる

12/25 【中国新聞】

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 仕事の合間のランチタイムを有意義に使おうという動きが広がっている。「昼活(ひるかつ)」―。そう呼ばれ、趣味に勉強、スポーツと自分磨きやリフレッシュに充てる。異業種交流会への参加もその一つ。広島市内の会場をのぞいた。  今月上旬、中区の飲食店。正午すぎ、30~70代の男女約50人が次々と集まってきた。ファイナンシャルプランナー大内雅司さん(45)=東区=が昨年3月から、市内で月1回ペースで開いている「広島ランチ交流会」だ。  会社員や音楽家、社会保険労務士…。大内さんがインターネット会員制交流サイト「フェイスブック」で募集した参加者の職種はさまざま。席に着くと早速、自己紹介と名刺交換が始まった。  ランチを楽しみながら、それぞれの仕事や趣味について意見を交わす。食事の後は自由に席を移動。名刺交換やあいさつを重ね、約1時間半の交流会が終わった。参加費は1回千円と手頃だ。  昼のひとときに職場の近くのジムで汗を流したり、習い事をしたりして午後の仕事の活力にする人もいる。  広島修道大の山里裕一教授(社会学)は「仕事以外のことや人とのつながりに充実感を求める傾向は強まっている。昼活で人生を豊かにしようという人が増えているのだろう」とみている。