単一漁協で養殖カンパチの生産高日本一を誇る鹿児島県の垂水市漁協(川畑興治組合長)の販路拡大に、急激な円高の壁が立ちはだかっている。2年前から香港やシンガポールへのカンパチの輸出に乗り出しているが、新たな販路をモスクワやニューヨークなどに開拓し始めた直後に円高に見舞われた。関係者は「このまま輸出しても赤字が膨らむだけ」と、今はお手上げの状態だ。
垂水市漁協が養殖カンパチの輸出に乗り出している背景には、国内での供給過剰や需要の伸び悩みに伴う魚価の低迷があった。魚価の採算ラインは1キロ当たり千円だが、ここ数年は価格が安定せず、2005年ごろには600-700円台に落ち込んだこともあった。現在は…
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2010/09/04 15:47
【西日本新聞】
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