記憶がなくなっても、あなたはずっと大切な人‐。認知症患者が家族へ向ける思いを代弁しようと、篠栗町の音楽療法士松下祥子さん(31)は、3年前に「あなたを忘れない」など2曲を作詞作曲し、施設での集会などで歌い、患者や家族を励ましてきた。その曲を披露するコンサートを7月19日午後2時から、福岡市南区の男女共同参画推進センター「アミカス」で開く。
7年前、松下さんは勤めていた福岡市中央区のデイサービスセンターで50代の夫婦に出会った。夫の名前も忘れていく認知症の妻、介護で日に日にやつれていく夫…。夫婦の溝は深まっていた。
しかし、松下さんは妻が夫を見つめる様子から、妻が夫に対して「自分を守ってくれる人」という認識はあることに気付いた。思いを言葉にできないだけだと察すると、自然と言葉やメロディーが浮かんだ。
♪本当はいつも伝えたい でもうまく伝わらない いつか言えなくなる日がくる 今あ…
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2010/06/22 14:28
【西日本新聞】
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