ある日の京都 その④09/02/09
京都駅前、
歩きながら見上げると、ライトアップの京都タワー。
思わず携帯で撮ってみたけど、
あんまりうまく写らない。実物の方がいい感じ。
ま、いいや、ここにはまた来るんだし。
ちょうど携帯の充電も切れた。
駅ビルの前で、ふっと記憶がよみがえってきた。
懐かしいなぁ。
ここで「京都着」(※注1)を撮影したんだった。
あの時は、スタッフさんから5000円を渡されて、
私が新京極で自由に買い物するところを撮った。
楽しかったなぁ。
でも、私はお金を使い切っちゃって、
追加でまたいくらか頂いたんだった(笑)。
この駅前から撮影が始まったんだ。
改札を抜けて、階段を上がって下りて。
ホームは大阪方面へ向かう人たちであふれてる。
入ってきた電車も混んでて、座ることはできずに、
ドアの脇へ。
今日はちょっと疲れたぁ。
壁にもたれかかって、顔をくっつけて、
立ったまま寝てみる。
結構本気で寝てみる......。
ヒザがカクッとした。
何分寝たんだろう。
夢を見た、けど、もう覚えてない。
少し電車がすいてきた。
ドアの窓に私が映ってる。
帽子より下から出ている髪が、
撮影所でカツラをはずした時のまんまで、
両側ともかなり横にハネてる...。
つまんで引っ張ってみるけど、直らない。
ちょっと恥ずかしい。
電車は、いつも通りの速さで走っていく。
もうちょっと、もうちょっと...。
あぁ、早く帰ってメークを落として、
お風呂に入りたい。

※「ある日の京都」編 (完)
【写真左】「あっ! (特に意味はないです)」
「必殺仕事人2009」の撮影所にて、
空き時間のオフショット。
【写真上】「(ブレブレですが)日常らしい1枚ですよね」
京都駅前にて。
※注1)
「谷村美月17歳、京都着。~恋が色づくその前に~」のこと。
素の部分と演技が巧みに混ぜ合わされたフェイクドキュメント。
2007年に関西地区で放送され、
2008年にDVD(ポニーキャニオン)化。発売中。