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2014年06月11日

鬼子母神と文豪の墓 緑と静けさの雑司が谷

 都電荒川線の鬼子母神前停留場(東京都豊島区)を降りて北へ歩くと、見事なケヤキ並木の通りに出る。樹齢400年を超える大木が並ぶ風景は、この街のシンボルだ。


 通りの途中に雑司が谷案内処がある。観光スポットのパンフレットや散策コースを記したマップが置かれ、「ぷちさんぽ」前の格好の立ち寄り場所。マップを眺めていたら、女性スタッフが「すぐ裏手に 手塚治虫 (てづか・おさむ) さんが住んでいたアパート、並木ハウスがありますよ」と教えてくれた。


 手塚さんは1954年、豊島区椎名町のトキワ荘から並木ハウスに引っ越し、代表作の「鉄腕アトム」「火の鳥」などを描いた。トキワ荘は取り壊されたので、現存する並木ハウスは手塚ファンの聖地となっている。


 ケヤキ並木を進むと、雑司ケ谷鬼子母神に。「恐れ入谷の…」という 蜀山人 (しょくさんじん) の駄じゃれで知られる入谷鬼子母神と双璧だが、入谷にはないスポットが境内にある。上川口屋という駄菓子屋だ。創業は1781年。都内最古の駄菓子屋だと言う。


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雑司ケ谷鬼子母神の境内にある「上川口屋」。店頭に懐かしい駄菓子が並ぶ


 鬼子母神と並ぶ名所が雑司ケ谷霊園。 夏目漱石 (なつめ・そうせき) の「こころ」には、「先生」が友人の墓参りのため雑司ケ谷霊園を訪れるシーンがあるが、筆者の漱石も、この霊園の一角に眠る。ほかに、 小泉八雲 (こいずみ・やくも) 、 永井荷風 (ながい・かふう) 、 泉鏡花 (いずみ・きょうか) ら文豪の墓も点在する。

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雑司ケ谷霊園にある夏目漱石の墓


 霊園の南の住宅街に木造の洋館が立つ。1907年、米国人宣教師が建設した住居(★写真)だ。今は雑司が谷旧宣教師館として公開されている。白い板壁と緑色に塗られた枠の張り出し窓が歴史を感じさせる。雑司が谷には、都内有数の繁華街、池袋の徒歩圏とは思えない緑と静けさがあった。(文と写真・藤原聡共同通信編集委員)


メモ
めもにゃん

 雑司ケ谷鬼子母神(大黒天)、清立院(毘沙門天)などの寺社でつくる「雑司が谷七福神」を巡る散歩コースも面白い。

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「雑司が谷七福神」の色紙。雑司が谷案内処などで500円で販売され、寺社のスタンプを押すのに使用する


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