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2014年11月17日

「ぐりとぐら半世紀 姉妹が育てた物語」(上)

~ にっこり笑えるお話を~


  双子の野ネズミが森に出掛け、大きな卵を見つけた。2匹は巨大なフライパンでカステラを焼き上げる…。1963年12月に発行されたロングセラー絵本「ぐりとぐら」。青い服を着ているのが「ぐり」、赤い服が「ぐら」だ。


 作者の中川李枝子さんは当時、東京都世田谷区の保育園に勤務する保育士。福音館書店の編集者だった松居直さんから、月刊誌「母の友」への依頼を受けて書いた。


 出来上がった物語の題は「たまご」。話の展開がリズミカルで、驚きがあった。戦後児童文学を育てた一人である松居さんは、一読し「これは絵本になる」と直観した。


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「これまでにない絵本になると当時思いました」と話す松居直さん(福音館書店相談役)


 松居さんは早速、大学生ながら童話の挿絵を描いていた中川さんの妹の 山脇百合子 さんを訪ねた。「『絵本なんて描いたこと、ありません』と一蹴されましたが、色を付ければいいんだよ、と説得した。作家は緊張しない方がいいんです」と振り返る


 「母の友」に掲載された「たまご」を基に、毎月刊行の絵本「こどものとも」の93号として、「ぐりとぐら」は世に送り出された。その後、シリーズ化され、7作品が刊行。海外13カ国で翻訳されている。


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「ぐりとぐら」はシリーズ7作が刊行されている


 中川さんは毎日、子どもたちに多くの絵本を読んでいた。反応の違いを日々探り、そのまま作品に生かしていった。主人公たちの名前を、「ぐりとぐら」としたのも、子どもたちが大喜びしたフランスの絵本の歌から取ったものだ。


 今も変わらない中川さんの信念がある。「子どもが10人いたら、10人ともを楽しませなければいけない仕事。お話は、子どもがにっこり笑えるように作りたい。子どもたちを逃がさないという思いです」


   ×   ×


 海外でも人気の高い絵本「ぐりとぐら」が、誕生から半世紀を迎えた。作者や編集者らが、創作の逸話を語った。

  (文・後藤英人共同通信記者)
        2013年12月13日配信


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