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2012年01月25日
日比谷図書文化館が開館 蔵書の目玉は内田嘉吉文庫

東京都から千代田区に移管され、2年前から大規模改修を行っていた旧日比谷図書館が、博物館機能などを備えた「日比谷図書文化館」として生まれ変わった。眺望抜群の特別研究席(有料)やしゃれたレストランもあり、本好きにはとても居心地のいい空間だ。
同館は明治末、東京市立日比谷図書館として開館した。日比谷公園の一角に立つ三角形の建物は1957年に落成。今回の改修でも外観は大きく変わっていない(=写真)。
蔵書の目玉は「内田嘉吉(うちだ・かきち)文庫」(=写真下)。旧逓信省の官僚で台湾総督なども務めた内田嘉吉(1866~1933年)が収集した洋書約1万2千冊、和漢書約4千冊で、東西交通関係の古刊書が多い。中でも中世末から16世紀の古地誌と航海誌を網羅した英ハクルート協会発行のシリーズ(第1期)は特に貴重だという。これまで区立千代田図書館の閉架書庫にあったものが、日比谷図書文化館4階の特別研究室に移され、すぐ手に取って読めるようになった。

内田文庫の書架の奥には、32席の特別研究席を設置。有線・無線LANの設備がある有料ブース席で、2時間につき300円。日比谷公園の緑越しに高層ビルを望む眺めは格別だ。
書籍や文房具を販売する店やカフェ、レストランが併設され、大小のホールでは講演会やコンサートも可能。本やCDは千代田区民でなくても借りられる。第3月曜休館。東京都千代田区日比谷公園1の4、電話03(3502)3340。

















