伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は1日、秋の定期公演を地元の中尾座で開いた。源平合戦の悲話を描いた演目「一の谷嫩(ふたば)軍記 熊谷(くまがい)陣屋の段」を4年ぶりに披露。観客は歌舞伎独特のせりふに聞き入り、役者が見えを切ると「いいぞ」と歓声を上げた。 源義経の家臣熊谷直実(なおざね)が、恩を受けた平家の公家を助けるため、自分の息子を討ち取り、身代わりとして義経に差し出す−という物語。見せ場では大きな拍手が起き、おひねりが舞台に投げ込まれた。 開演に先立ち、西村篝(かがり)会長は「中身の濃い… [記事全文]
2009/11/02 09:00 【信濃毎日新聞】
