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森林インストラクター米倉久邦のシニアの星

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(52)完  さあ、山に登ろう
イラスト:工藤美和子

(52)完  さあ、山に登ろう

 いよいよ最終回になった。「いざ山へ」である。その前にもう一つだけやってほしい。登る山がどんなところか調べてみよう。なんとなく人の後を歩いて、ただ漫然と山頂に立つだけではもったいない。

 とりあえず、行こうというルートの概況をガイドブックで読んでみる。それだけでも、その山の雰囲気が分かるし、水場や迷いやすい分岐のことも知ることができる。だが、それだけでは物足りない。

 山にもそれぞれの個性がある。生まれ育った過程も違うし、人とのかかわりにも大きな差がある。どこからでも目につく山はそれだけ人との交わりの歴史を持っているし、奥にひっそりとある山は人知れずの自然が残っている。

 北から南へと長い日本列島。山肌を装う森や花もさまざまである。岩手の早池峰山にはハヤチネウスユキソウがあるし、鳥取の大山にはダイセンキャラボクの純林がある。それぞれがその山独特の固有種だ。

 考えさせられる問題もある。日本一の富士山の悩みはトイレやごみ。人が大勢やって来すぎる。おかげで世界自然遺産からは外されてしまった。たくさんの人がベストシーズンに集中する人気の山はどこも、道が深くえぐられ、草花が踏みにじられる。

 調べるのに活用したいのがインターネットだ。山の名前で検索すると、登った記録が次々と出てくる。たいがい写真付きだから、様子が分かる。積雪や花の咲き具合などの最新情報が得られることも多い。

 中高年の山は、体力勝負ではない。「頂を踏めばそれでよし」では寂しい。知的好奇心も満足させる余裕の登山をしようではないか。(米倉久邦、2004年3月記)=了=


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