

イラスト:工藤美和子
(51)山岳会でレベルアップ
社会人山岳会に入ったのは初めてである。これがなかなか面白い。メンバーは寄せ鍋さながら。いろいろである。年齢は25歳ぐらいから60過ぎまで。もちろん女性も古参から新入りまでそろっている。
職業も実にバラエティーに富んでいる。営業マンや英語の教師、大学の研究員、役人、保育士さん、リハビリの先生、板前さんなどなど。なぜか、コンピューターの技術者が目につく。フランス人もいて、国際色もある。
まったく世界の違う人たちの集まりだし、部長や課長といった会社の上下関係とも無縁だ。肩書はなんの役にもたたない。力量もバラバラ。大学山岳部でヒマラヤ経験という男もいるし、スキー山岳会というのにスキーをしたことがないのもいる。共通しているのは、山が好きということだけだ。それが楽しい。
いろいろな能力が集まっているし、皆、気のいい仲間だ。頼んでフリークライミングの手ほどきを受けたこともある。1人ではちょっと腰が引けるという山でも、一緒ならば十分にこなせる。それに、新しい装備や山のルートなど、1人では得られない情報を交換できるのもありがたい。
例会では必ず、いくつか山行計画が出される。参加する、しないは全くの自由である。興味があれば、手を挙げればいい。集合場所や車の手配でメールが飛び交い、準備が進む。
組織の中にいるメリットもある。メンバーは登山計画書の提出が義務だし、山岳保険にも加入しなければならない。その分、いざというときにはメンバーが救助活動をしてくれる。
中高年には頑固に自分流が多いが、煩わしいと思わずに知らない世界に飛び込んで、あれこれと吸収するのは、レベルアップの早道だ。(米倉久邦、2004年3月記)
【登山塾】

- 県民の森 梵珠山だより
写真がいっぱい【東奥日報】 - 森のみち草 夫婦でペンション
- 雪崩の森
- 寄稿・わが至福の時
- 山に聞く

- 冬山遭難の救助へ備え 若柳署員ら30人、雪上訓練 栗原【河北新報】
- 鳥取県警が大山で冬山遭難救助訓練【山陰中央新報】
- 甲州で癒やしのハイク 登山家の田部井淳子さん 30日 被災者45人を招待【山梨日日新聞】
- 山ガール、宿泊気軽 白山室堂に個室棟【北國新聞】
- 緑取り戻そう 大規模山林火災1年、植林計画進む【神戸新聞】
























