

イラスト:工藤美和子
(42)行動食
山で行動時間中の食べ物を行動食という。肝心の昼飯。やはり比較的エネルギーに変わりやすいサンドイッチやおにぎりがいい。いまは24時間営業のコンビニがあるから、本当に便利である。早起きして作ってくれたかみさんの愛妻弁当が懐かしいが、ついついコンビニの手軽さに負けてしまう。
気を付けたいのは、中身である。おにぎりでも腐りやすいものがはいっているのは避けた方がいい。背中に背負って歩くと、ザックの中は日差しや体温で相当に暑くなる。昔ながらの塩ザケ、梅干し、塩昆布などが無難である。サンドイッチも同じ。少しおかしいなと思いながら食べて下山途中にひどい目にあったことがある。ご注意を。
いわゆるシャリバテ対策に即効性があるのが、おやつだ。中高年には甘い間食は太りすぎ防止にご法度だが、山では例外だ。消化吸収がいいのは果糖やブドウ糖などの単糖類。つまりはアメやチョコ、ようかんが山での定番おやつである。重たいのを我慢すれば、リンゴやバナナなどの果物もとても効果がある。愛用しているのは、ドライフルーツ。プルーンやブドウ、アンズなどどれも軽くて糖分が凝縮されている。6分の1の重さで同じ糖分を得ることができる。
コツはちょくちょく口にすることだ。小休止にアメを1粒、チョコを1かけで、バテ防止のカンフル剤になる。ただし効果は長持ちしない。ちゃんとした昼飯を用意するのは当然である。
一番効率のいいエネルギー源は脂肪だ。1グラムの脂肪を燃やすと9キロカロリーになる。糖分やタンパク質は4キロカロリーで半分以下。だが、エネルギーになるのに時間がかかる。行動を終えてこってりの晩飯でじっくり栄養を取る方がいい。(米倉久邦、2004年1月記)
【登山塾】

- 県民の森 梵珠山だより
写真がいっぱい【東奥日報】 - 森のみち草 夫婦でペンション
- 雪崩の森
- 寄稿・わが至福の時
- 山に聞く

- 冬山遭難の救助へ備え 若柳署員ら30人、雪上訓練 栗原【河北新報】
- 鳥取県警が大山で冬山遭難救助訓練【山陰中央新報】
- 甲州で癒やしのハイク 登山家の田部井淳子さん 30日 被災者45人を招待【山梨日日新聞】
- 山ガール、宿泊気軽 白山室堂に個室棟【北國新聞】
- 緑取り戻そう 大規模山林火災1年、植林計画進む【神戸新聞】
























