県教育財団は九日、坂東市内野山の然山西(しがれやまにし)遺跡の発掘調査をまとめた。縄文時代の住居跡から多数のヤマトシジミが見つかり、海水と淡水が混じる汽水域が、周辺まで広がっていたことが推測される。 調査で縄文時代前期を中心に、これまで三十軒の住居跡が発掘された。ヤマトシジミが発見されたのは、廃屋とみられる住居跡のくぼ地。貝塚からは十四万点を超えるヤマトシジミが出土した。 当時は気温が上昇していた時代で汽水域の広がりを裏付ける遺構という。現在、遺跡周辺は利根川河口から約九十キロ上流の位置。 また、縄文土器では、把手(とって)の部分に獣の姿を表現した獣面把手が見つかった。県内… [記事全文]
2012/02/10 00:00 【東京新聞】