風力発電を柱に「エコ」推進 最後の一村一品大賞は鳥取・北栄町
環境省が主催する「ストップ温暖化『一村一品』大作戦全国大会 全国大会2010」は、2009年度の最優秀賞に鳥取県北栄町(松本昭夫町長)の「北条砂丘風力発電所」を選んだ。大会は07年度から始まったが現政権が行った事業仕分けで廃止が決まり、3回目の今回が最後となった。
「北条砂丘風力発電所」がある北栄町は日本海に面し、
昔から風の強い町として知られ、沿岸部には防風林の背後に15平方キロメートルの砂丘が控えている。町はこの「強い風」を地球環境を守る風に「転用」しようと、風力発電事業に着手、05年度から稼働させた。
風車は全9基、年間発電量は23900メガワットアワーで中国電力が買い取っている。計算上は一般家庭6600戸分の消費電力を賄うことが可能。北栄町は約5100戸あり、ほかの自治体1500戸に電力を供給していることになる。町はこの風力発電を柱に省エネや環境保全に関する40の施策に積極的に取り組んだことが評価された。
金賞には東京都代表のTOKYO油田2017」、銀賞には京都府代表の「長岡中央商店街振興組合」、銅賞には大阪府代表の「積水ハウス株式会社環境推進部」がそれぞれ選ばれた。
大会は地球温暖化防止に向けて、47都道府県が各地の特性をいかした取り組みを競い合い、それぞれの代表が全国大会に進む方式で行われてきた。(取材・黒川美加)
2010/03/05 15:07 【47行政ジャーナル】



