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晴れの門出にスイートピーを 宮崎県が新種を開発

 卒業や転勤、結婚など晴れの門出に心を込めてスイートピーの花束を贈りませんか-。

 「旅立ち」「門出」を花言葉に持つスイートピーがその存在感を増す季節が到来、国内一のスイートピー産地の宮崎県が今春向けに生み出した新たな品種をPRしている。 1benisikibu.jpg 

 宮崎県総合農業試験場は1989年から、オリジナルブランドの育成に取り組み12品種を送り出した。13品種目となったのがこの春に向けてつくられた「紅式部」。

 花びらの色が単色ではなく深い赤と紫がかったピンクが混ざり合い、かれんな印象のスイートピーにゴージャス感を添えている。

 同試験場はこれまで宮崎産のスイートピーを消費者に知ってもらうため、オリジナルの品種には宮崎に伝わる天孫降臨の神話や伝説にちなんだ名前を付けてきた。

 「紅式部」は2005年に開発した「式部」という品種から生まれ、式部より赤みが強い花を咲かせることから命名。紅式部の「親」である「式部」は平安中期の女性歌人、和泉式部が宮崎の薬師寺を訪ねたという伝説にちなんで名付けたもの。

 喜びと寂しさ、新たな旅立ちへの不安と期待が交錯する卒業式シーズンには、手ごろな価格で購入できるスイートピーの花束が笑顔や涙を彩りそうだ。(取材・黒川美加)

2010/02/26 18:09 【47行政ジャーナル】


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