今年も「行こうや。ゆうばり」へ ファンタスティック映画祭2010
1990年に始まり、ことしで20回目を迎える「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」が2月25日から3月1日まで、北海道夕張市内を会場に開催、計79本の映画が上映される。
開催地の夕張市は2006年に財政再建団体入り。同市からの金銭的な援助が受けられなくなった07年にはいったん中止に追い込まれた映画祭だが、映画関係者や市民ボランティアが中心となって映画祭を継続させようと結束。有志の応援団「ゆうばりファンタ」をつくり、08年に再開した。
20回目を飾る記念上映は、夕張市を舞台にし、第1回日本アカデミー大賞など数々の賞に輝いた山田洋次監督の「幸福の黄色いハンカチ」(松竹、1977年)のデジタルリマスター版と、人気俳優小栗旬さんが初めて監督としてメガホンを取った「シュアリー・サムディ」。
今映画祭のテーマの「行こうや。ゆうばり」は「幸福の黄色いハンカチ」の中の台詞のひとつ。
妻が待つ夕張に戻ることを躊躇する高倉健さん演ずる主人公に、偶然知り合いともに旅をすることになった若者役の武田鉄矢さんがかけた言葉。これをキャッチフレーズにして全国の映画ファンに夕張に来てほしいというメッセージを託した。
「幸福の黄色いハンカチ」はハリウッドでも「The Yellow Handkerchief」のタイトルでリメイクもされており、映画祭では併せて上映される予定。
事務局は「日米の黄色いハンカチを見比べて楽しんでください」と話している。問い合わせは映画祭事務局0123(53)2637まで。(取材・黒川美加)
2010/02/24 15:32 【47行政ジャーナル】



