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火(肥)の国、そして水の国  「銀座熊本館」

 kumamoto water.jpg 熊本といえば「火の国」を真っ先に連想する。世界最大級のカルデラ外輪山、阿蘇山の底知れないエネルギーが伝わってくるからだろうか。
 実は熊本は「火」と対極にある「水」の国でもある。

 昭和と平成、それぞれの名水100選に計8カ所指定されており、富山と並んで全国最多の名水どころを抱える。特に菊池渓谷(菊池市)は水質が良く水温も低くないと繁殖できない国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」が生息しているとみられている。

 「水がおいしいということは、お酒も料理もすべておいしいということ」と熊本県東京事務所の原田敬三参事は胸を張る。

 迫力ある火山の火口を生中継で見られる博物館のほか、女性に人気があることで有名な黒川温泉をはじめとした温泉地など、観光面だけでなく熊本の「美味しさ」も広く知ってほしいという。 

 そんな熊本の魅力ををぎゅっと丸ごと詰め込んだアンテナショップの「銀座熊本館」。1階は物産販売フロア、2階は馬刺しをはじめとした郷土料理やお酒が楽しめる「ASOBI・Bar」。このほか企業誘致やIUターンの相談、そして県人会事務局まで、ワンストップのアンテナショップだ。 

  kumamotoentorance.jpg特に「ASOBI・Bar」ではWTO(世界貿易機関)で「地理的表示」が認められている、日本の数少ない焼酎「球磨焼酎」を中心に、130種類の焼酎を常時用意。

 球磨焼酎はコメを使ってつくるもので、「コニャック」「スコッチ」のように地名が入るものは球磨焼酎など日本で4銘柄だけ。まさに世界に認められたお酒。また、熊本は日本酒自然醸造の南限地でもあり、日本酒も試してみるのも楽しそう。

 県は九州のほぼすべてに接している熊本を、国内外から九州へ観光客を集めるための中心的な役割を果たすべく、2008年「ようこそくまもと観光立県条例」を施行。肥よくな大地と気候条件に恵まれる一方、何度も火山噴火に見舞われるという地理上の変遷を乗り越えながら、豊かな文化を育んできた熊本を積極的にPRしていく方針だ。

(取材・黒川美加)
 

 東京都中央区銀座5の3の16

電話 03(3572)5021

2009/08/31 13:01 【47行政ジャーナル】


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