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2017年()05月28日(日曜日)
47コラム
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地方の声や主張 - 地方紙のコラム一覧ページ
 東京と地方では、いまや視点が異なります。北海道から沖縄まで、ベテラン記者のコラムを読み比べてみませんか。

日めくり

 25日にブリュッセルで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で、トランプ米大統領がまた物議を醸した。首脳らの記念撮影に向かう際に、前に出るため横にいたモンテネグロのマルコビッチ首相を手で押しのけたのだ。トランプ氏は押しのけられたマルコビッチ氏に一瞥をくれることもなく、あごを軽く上げたいつものスタイルで周りを見渡し、背広を両手で整えた。その一部始終がカメラにとらえられ、米ABCテレビなどはトップニュースで報じた。

 モンテネグロは欧州のバルカン半島にある人口約60万人の小国。「黒い山」との国名が示すとおり内陸部を山岳部が占める一方で、南部はアドリア海に接する。筆者も取材のほか休暇でも何回か訪れたが、美しい山と海を持つ風光明媚な国だ。主要産業は観光と農業。ユーゴスラビア崩壊に伴う長い動乱の時代を経て、2006年にセルビアから分離独立したばかり。既に29カ国目のNATO加盟国となることが決まっており、今回の首脳会議には加盟決定国として参加した。

 超大国米国にとっては取るに足らない国なのだろう。トランプ氏の振る舞いは米国の傲慢さを象徴するエピソードとして受け止められたが、方やマルコビッチ首相は最初は驚いた様子ながら、嫌な顔をすることもなく逆にトランプ氏に笑顔を浮かべた。何か卑屈とも取られかねない様子だったが、それもやむを得ないのかもしれない。欧州連合(EU)、NATO加盟を通じた欧州への統合を悲願とするモンテネグロにとり、米国はかけがえのない〝恩人(国)〟だからだ。

 モンテネグロ加盟については、NATOへの対抗姿勢を強めるロシアが強く反発。特に同じスラブ系住民が多数を占め、宗教も東方正教と歴史的に深いつながりを持つモンテネグロが米国、西欧諸国を中心とするNATOに参加するということは、ロシアにとり「裏切り」とも映っただろう。昨年10月のモンテネグロ議会選の際には、暴徒が国会に乱入し約20人が逮捕される事件があり、同国検察は「ロシアの民族主義者が黒幕との証拠を得た」と主張。NATO加盟を妨害することが目的だったとされている。

 こうした中、モンテネグロのNATO加盟を中心となって推し進めたのが米国だった。既に上院が加盟議定書を批准するなどモンテネグロ支持の姿勢を明確にしている。マルコビッチ首相はAP通信に対し「米大統領が(記念撮影の)前列に並ぶことは自然なこと」とした上で「NATO加盟への米国の全面的な支持」に感謝の気持ちを述べた。峻厳な国際政治の世界では、トランプ氏にとっては小国モンテネグロの首相が、マルコビッチ氏にとっては強引に押しのけられたことが、それぞれ取るに足らないことだったのかもしれない。  (47NEWS編集部 太田清)

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「卓上四季」

【北海道新聞】

 

 国会中継を見ていて、いつも気になることがある。女性議員の少なさだ。衆院は44人。全体の10%にも満たない。衆院より多い参院でも50人。率では20%超になるものの、各国と比べると、少ないことに変わりはない▼人口の半分は女性。なのに、国民の代表である国会は依然「男社会」だ。それが解消されるのか。政・・・[続きを読む]

「河北春秋」

【河北新報】

 

 白石市の特産「白石温麺(うーめん)」は孝行話が原点だという。江戸時代、胃を患った父の回復を願う息子が、油を使わず消化の良い麺を考えた。父は全快。「命の麺」である▼温麺を今に伝える老舗3代目の佐藤孝一さんは生涯、命と向き合った。元神風特攻隊昭和隊員。隊の54人中40人が命を落とす中、出撃目前で終・・・[続きを読む]

「天地人」

【東奥日報】

 

 人を指名したり、人数を数えるときの「指さし」のしぐさは、日本人はさほど失礼に思わない。だが、外国人にはひどく嫌がられ、下手をしたら喧嘩(けんか)になりかねないとか。「常識の世界地図」(文春新書)に教わった。親指を立てるサインは「よくやった」「OK」の意味。欧米から日本に伝わり一般的になったが、中東・・・[続きを読む]


「天鐘」

【デーリー東北】

 

 天鐘(5月28日)5月の中旬に始まった北奥羽地方の田植えはそろそろ終期。今年はほぼ平年並みで作業が進んだようだ。職場から車で10分ほどの水田を訪ねると、植えたばかりの苗が風に揺れていた▼幼い頃のおぼろげな記憶がよみがえる。田植え時、母親に連れられて親戚の水田へ行った。確か苗運びの手伝いもしたが・・・[続きを読む]

「北斗星」

【秋田魁新報】

 

 秋田市と山形県酒田市は北前船寄港地の縁でおととし交流提携した。今月は秋田市土崎港の旧町名「下酒田町」の住民らが酒田市に出向き、伝統行事「酒田まつり」(19〜21日)に参加した▼一行が秋田音頭などの手踊りを披露した同市中心部は、「秋田町」といわれたかつての宿場町の近くだった。秋田の名が付いた由来・・・[続きを読む]

「談話室」

【山形新聞】

 

 ▼▽2020年東京五輪の聖火リレーを、東日本大震災が発生した3月11日からさほど時を移さずにスタートさせる案が浮上しているという。11日は鎮魂にささげ、数日後にリレーとなれば「復興五輪」の象徴になる、と。▼▽被災地や東北に住む者にとって、心がほっこり温まるような妙案である。傷まだ癒えぬ各地を巡る聖火が、人・・・[続きを読む]


「風土計」

【岩手日報】

 

 2017.5.28一関市の千厩地方は古くから葉タバコ産地として栄え、全国的にも珍しいたばこ神社がある。1941(昭和16)年に建立され、77年に駒ノ沢の現在地に移転した▼栽培が始まったのは日本にタバコが伝来して間もない慶長年間(1596〜1615年)と伝わる。1897(明治30)年には大蔵省の・・・[続きを読む]

「あぶくま抄」

【福島民報】

 

 円谷幸吉の偉業(5月28日)須賀川市役所新庁舎に今月15日、同市出身で昭和39年の東京五輪男子マラソンで銅メダルに輝いた故円谷幸吉選手のブロンズ像がお目見えした。「郷土の偉人を誇りに感じてほしい」と市内の企業が贈った。高さ約130センチの像は力走する在りし日の姿を伝えている。東京五輪が3年後に・・・[続きを読む]

「編集日記」

【福島民友新聞】

 

 散歩コースを1日変えただけでも、夏草の伸びる勢いに驚かされる季節になった。夏草ほどではないにしろ、「変化」はまめに確かめていないと、古い情報を更新しないままで間違った認識につながりかねない▼大事故を起こした東京電力福島第1原発も日々刻々とはいかないが、大きく変化してきている。1、3号機原子炉建・・・[続きを読む]


「雷鳴抄」

【下野新聞】

 

 「やった。日本一だ」。県内の多くのファンが叫んだに違いない。宇都宮市に本拠地を置くリンク栃木ブレックスが、昨年秋に開幕した男子バスケットボール「Bリーグ」の初代王者に輝いた▼優勝は2010年のJBLで果たして以来2度目。この時は国内リーグが二分されていた。今回は併存状態が解消されて初のシーズン・・・[続きを読む]

「いばらき春秋」

【茨城新聞】

 

 「分からないなら黒板に聞け」。授業で質問に答えられないと、髪の毛をつかまれ、黒板に頭を打ち付けられた。小学2年時の担任は特異な指導法を実践する女性だった▼ある帰りの会で担任は男子児童の1人を立たせ、この児童が同級生に送ったという手紙をゆっくりと読み上げた。淡い恋心をつづった内容だった▼担任の振る舞・・・[続きを読む]

「三山春秋」

【上毛新聞】

 

 ▼赤や紫、黄、白など色とりどりの花々が男子校を美しく彩っていた。創立120周年を迎えた高崎高(高崎市八千代町)の校庭にあるバラ園「指月庭」が再整備され、見頃となっている▼園は1952年、群馬県の文化芸術振興に力を注いだ同校OBの故井上房一郎氏が造った。美しい環境を整えて芸術性に富んだ人材を輩出しようと考・・・[続きを読む]


「斜面」

【信濃毎日新聞】

 

 大井川は南アルプス間(あい)ノ岳に源を発し、静岡県内を約160キロ下って駿河湾に注ぐ。「大きな流れ」が名前の由来とされ、江戸時代に「越すに越されぬ」とうたわれるほど豊富な水量を誇った。戦後は水枯れという苦難の歴史をたどる◆逼迫(ひっぱく)する電力需要に対応するため、水系には1950年代、発電用・・・[続きを読む]

「日報抄」

【新潟日報】

 

 5月28日星空が自慢と聞いた。長野県南部の阿智(あち)村は山中にある。地元が「日本一の星空ナイトツアー」を運営し、観光客を楽しませる。さらに、人口7千人弱のこの村に観光目的ではない人々が全国から訪れる施設がある▼戦前、戦中に旧満州(中国東北部)に渡った開拓団の歴史に特化した全国初の資料館「満蒙・・・[続きを読む]

「中日春秋」

【中日新聞】

 

 一九七七年の全米オープンにおいて、そのゴルファーは米連邦捜査局(FBI)の捜査官に見守られながらプレーしたそうだ。ヒューバート・グリーン選手。「もしおまえが勝利すれば殺してやる」。脅迫電話を受けていた▼それでも沈着冷静にプレーし続け、優勝した。ゴルフの教則本によく引用される逸話である。そしてこ・・・[続きを読む]


「大観小観」

【伊勢新聞】

 

 ▼障害児のリハビリなどを支援する「県立子ども心身発達医療センター」の開設記念式典で、「永続性」の花言葉を持つハナミズキを記念植樹した。「障害のある子どもを支援する中心的な役割」としてのセンターの永続性を祈念してだろうが、特別支援学校の「草の実校」と「あすなろ校」も隣接地に移転開校し、近くの緑ケ・・・[続きを読む]

「大自在」

【静岡新聞】

 

 2017年5月28日【大自在】(2017/5/2807:38)▼静岡市の県立美術館で開かれている「黄金のファラオと大ピラミッド展」が盛況だ。会場に並ぶ国立カイロ博物館の至宝からは、いにしえのエジプト人が寄せた「死後の世界」への熱い思いが伝わってくる▼手の込んだ装飾を施したひつぎや副葬品が目を引く。さぞや左うちわの・・・[続きを読む]

「時鐘」

【北國新聞】

 

 きょうのコラム『時鐘』2017/05/2800:33退位法案(たいいほうあん)の成立(せいりつ)が迫(せま)るなか、天皇(てんのう)、皇后両陛下(こうごうりょうへいか)をお迎(むか)えして、きょう魚津市(うおづし)を主会場(しゅかいじょう)に全国植樹祭(ぜんこくしょくじゅさい)が開(ひら)かれる。例年(れいねん)・・・[続きを読む]


「越山若水」

【福井新聞】

 

 【越山若水】季語を一つ選ぶ。いまなら「ほととぎす」くらいがいいかもしれない。それで終わり。あとは「根岸の里」の魔法が効いて、1句出来上がる▼続けて詠めば—「ほととぎす根岸の里のわび住まい」。うっかりすると良句にも見えるところが魔法たるゆえん。もちろん俳句を少しでも知る方なら採用はしない▼同じよ・・・[続きを読む]

「凡語」

【京都新聞】

 

 国の重要文化財に指定されることが決まった京都府大山崎町の聴竹居(ちょうちくきょ)は京都帝国大教授の建築家・故藤井厚二氏の旧自邸。エコ住宅の先駆けとされる▼小欄で先に地元の保全活動や竹中工務店の取得を紹介したが、吉報を喜びたい。昭和初期名作群の前途にも光明を見いだせる▼藤井氏に師事した故澤島英太・・・[続きを読む]

「正平調」

【神戸新聞】

 

 「北の宿から」「サウスポー」など昭和ヒット歌謡の歌詞を数多く手がけ、2007年、鬼籍に入った作詞家阿久悠さんは、淡路島の旧五色町出身だ◆小説も書いた。島の西海岸を指す西浦で過ごした学童期が題材の「瀬戸内少年野球団」は、代表作だろう。竜太少年の目線で、終戦から3年間の空気を見事に伝える◆神国日本・・・[続きを読む]


「水鉄砲」

【紀伊民報】

 

 職場の同僚を誘って御坊市塩屋から印南町切目まで熊野古道・紀伊路の一部を歩いた。およそ13キロのルートはすべて舗装路だったが、遙拝所である王子社や安珍清姫にまつわる史跡をたどりながら初夏の散策を楽しんだ。▼石仏を彫った一枚岩が沈められている仏井戸、熊野詣での途中に殺された羽黒山の山伏一行を弔ったとい・・・[続きを読む]

「滴一滴」

【山陽新聞】

 

 日中国交回復に尽くした故岡崎嘉平太氏(岡山県出身)は、その後も友好の絆を広げようと政治家や経済人、次代を担う若者を連れて中国訪問を重ねた。戦後100回目は1989年5月。北京は戒厳令下にあった▼学生らが民主化を求め、のちに弾圧された「天安門事件」である。デモで車は身動きできない。だが「周総理老・・・[続きを読む]

「天風録」

【中国新聞】

 

 まさか、新幹線車内で2017/5/28歌人佐藤真由美さんの随筆集「恋する言(コト)ノ葉(ハ)」には、どきっとする歌が結構見つかる。<世の中に悪意と無関心があり黄色い線の内側に立つ>。以来、駅のホームではむやみに前へ出ないよう心する。悪意でなくても、見知らぬ人に押されることがあるかもしれず▲悪意かどうか理解・・・[続きを読む]


「海潮音」

【日本海新聞】

 

 天皇、皇后両陛下が2011(平成23)年10月、鳥取市を中心に開催された「全国豊かな海づくり大会」にご来県の時、どうして倉吉市まで足を延ばされたか、ずっと疑問に思っていたが、謎が解けたような気がする◆両陛下は初日に式典や各種行事を終えられ、2日目に倉吉市の白壁土蔵群などを視察された。休憩場所に・・・[続きを読む]

「明窓」

【山陰中央新報】

 

 島根県産業技術センターなどが共同開発した介護訪問ロボットが実用化に向けて詰めの段階に入っている。遠隔地で家族らがパソコンを操作すれば施設内のロボットが入所者のそばに移動し、ロボットに搭載したモニターを通じてお互いの顔を見ながら話をすることができる▼そのロボットに課税すべきだとマイクロソフト創業・・・[続きを読む]

「四季風」

【山口新聞】

 

 「ピン・ポン・パン」。懐かしの子ども向けテレビ番組ではなく、消防イベントに以前参加した際、消火器を正しく使うための覚え方として教わった言葉。消火器の黄色い安全栓を引き抜くのがピン、ホースを外すのがポン、レバーを力強く握るのがパンだ▼こんなことを思い出したのは、東京にある弊社事務所の防火管理者に・・・[続きを読む]


「地軸」

【愛媛新聞】

 

 衝撃的な瞬間だった。静寂に包まれた最終ホール。グリーン上の18歳の女子高生が慎重にパターを振ると、ボールは真っすぐ転がり、2㍍先のカップに吸い込まれた。緊張から解放された少女は笑顔とともにガッツポーズを見せた▲プロゴルフトーナメントで、30年ぶりとなるアマチュア選手の優勝。ゴルフ人気が低迷して・・・[続きを読む]

「鳴潮」

【徳島新聞】

 

 深川の八幡様として親しまれる東京都江東区の富岡八幡宮は、大相撲ゆかりの神社でもある。出張したきのう、境内を歩き、その歴史を垣間見た目を引くのは相撲にまつわる碑の数々。「横綱力士碑」は高さ3・5メートル、幅3メートル、重さ20トンとあって、どっしりとした構えである。発起人は第12代横綱陣幕久五郎・・・[続きを読む]

「小社会」

【高知新聞】

 

 スクリーンで初めてリアルタイムで見た「007」のジェームズ・ボンドはこの人。英俳優ロジャー・ムーアさん。都会的でスマートなスパイにしびれたが、当人は相当苦労したようだ。何しろ初代ショーン・コネリーさんの印象は強烈。「同じだけど、違う」ボンドをどう演じるか。ショーンさんは友人でもあったが相談しな・・・[続きを読む]


「春秋」

【西日本新聞】

 

 まきを背負って歩きながら本を読む二宮金次郎の石像は各地にあるが、尊徳終焉(しゅうえん)の地・栃木県日光市の小学校には昨年、「ながらは危ない」と座像が建った▼「歩きスマホ」の問題がそうさせた。海外では路面に赤信号のようなものを埋め込み歩行者が下を向いたままでも気付く仕組みが登場したりしたが、日本・・・[続きを読む]

「くろしお」

【宮崎日日新聞】

 

 競馬実況風の愉快なセリフの入ったソルティー・シュガーのヒット曲「走れコウタロー」は本命でも対抗でもないいわゆる無印のサラブレッドが日本ダービーで快走する歌だ。その日のメインレースなのに序盤の「本日第4レース」になっていたり馬名がマージャンの役だったりと歌詞もセリフもナンセンスなコミックソングだ・・・[続きを読む]

「水や空」

【長崎新聞】

 

 久しぶりですね、と水を向けられた時のほっとしたような笑顔が印象的だった。大相撲夏場所、千秋楽を待たず38回目の優勝を果たした横綱白鵬関▲いつもいつも勝っていた大横綱が、気がつけば1年間、優勝から遠ざかっていた。ファンの声援は、負傷を押して土俵に立ち続ける日本人の新横綱にばかり集まる。異国で戦う・・・[続きを読む]


「有明抄」

【佐賀新聞】

 

 一丁目一番地2017年05月28日05時00分かつて、永田町には「一内閣一仕事」という言葉があった。吉田茂は戦後の主権回復に力を尽くし、佐藤栄作は沖縄返還を、田中角栄ならば日中国交正常化を実現させた。それぞれが歴史に刻んだ“一仕事”が思い浮かぶ◆「かつて」と書き出したのは、安倍晋三首相には当てはまらないように・・・[続きを読む]

「南風録」

【南日本新聞】

 

 福岡市博物館の人気収蔵品と言えば、江戸時代に志賀島で見つかった金印だ。わずか2.3センチ四方の国宝は常設展示場のスポットライトに照らされ神々しい。大陸から渡ってきたのは2000年近く前である。発見の経緯や「漢委奴国王」という印面の意味、そしてなぜ志賀島にあったのか。「謎だらけ」というガイドの説・・・[続きを読む]

「金口木舌」

【琉球新報】

 

 銀行口座を解約される。宅配便や出前の配達を拒否される。幼稚園の登園を断られる−。これらは反社会的勢力と言われるヤクザとその家族が置かれた状況である▼東海テレビが半年間、ヤクザに密着したドキュメンタリー映画「ヤクザと憲法」の一場面だ。組の幹部が全国から集めた暴力団排除条例(暴排条例)の“実害”を・・・[続きを読む]


「大弦小弦」

【沖縄タイムス】

 

 梅雨の合間を縫って、首里城公園の北城郭東地区に出掛けた。3月末から無料開放されている新しい区画だ。その一角に「留魂壕」がある▼中に入れないように設けられた柵にもたれ中をうかがう。入り口の天井部分からは、静かにしずくが落ちていた。沖縄戦で米軍が首里城に迫る中、「沖縄新報」という新聞が、壕内で印刷・・・[続きを読む]