47NEWS >  地域ニュース >  地域再生 >  番外編:「地域再生列島ネットから」発足1周年記念シンポ

地域再生 毎月更新

番外編 「地域再生列島ネットから」発足1周年記念シンポ

 全国の地方新聞社と共同通信社が識者らとつくる「地域再生列島ネット」の発足1周年を記念するシンポジウムが、都内の共同通信社本社で開かれた。ゲストに原口一博(はらぐち・かずひろ)総務相を迎え、地域社会づくりをめぐって、活発な意見交換が行われた。

 ×  ×  ×  ×  ×

 鍵は独自資源の発掘―。「地域再生列島ネット」の発足1周年記念シンポジウムの論議で、地方の疲弊を打ち破る方策が浮かび上がった。長年培った文化や自然、産業は、地域が誇る「勝負手」。知恵と工夫を凝らし新たな光を当て、次の時代の手掛かりとする試みは重要となっている。

 シンポにはメンバー32人が参加。活動報告に共通したのは独創性と継続の重みだ。各地の「B級グルメ」の先駆けとなった渡辺英彦(わたなべ・ひでひこ)・富士宮やきそば学会会長(静岡)は、地元で当たり前に食べられていた焼きそばを「発見」。さまざまな演出を重ね、観光バスが連日訪れる名物に育てた。

 木織雅子(きおり・まさこ)・工房おのみち帆布理事長(広島)も、衰退に追い込まれていた帆布の良さにひかれたことが出発点と話した。埋もれがちな地域の資源を見つめ直し取り組みを続けたことが、まちおこしにつながっている。

 こうした活動を支える「人」も重要だ。原口一博(はらぐち・かずひろ)総務相は教育が大事とし、取り組みを強める考えを示した。資源と人材が結び付けば、企業誘致のような従来型振興策と違う道が開けるはずだ。

【シンポジウムに出席した「地域再生列島ネット」のメンバーは次の通り。】

 阿部欣司北海道電力地域担当部長(北海道)▽坂井隆サステイナブルコミュニティ総合研究所事務局長、吉井仁美八戸市水産科学館館長(以上青森)▽吉成信夫岩手子ども環境研究所理事長(岩手)▽野口比呂美やまがた育児サークルランド代表(山形)▽鈴木泰弘小名浜まちづくり市民会議副会長、照島敏明野口英世青春館館長(以上福島)▽真淵智子伊香保おかめ堂本舗取締役(群馬)▽田谷徹郎千葉県保険指導課長(千葉)▽木村陽子自治体国際化協会理事長、沼尾波子日本大教授、藤波匠日本総合研究所主任研究員(以上東京)▽東四柳史明金沢学院大教授(石川)▽舩木上次萌木の村社長(山梨)▽白戸洋松本大教授(長野)▽都竹淳也岐阜県商工政策課課長補佐(岐阜)▽渡辺英彦富士宮やきそば学会会長(静岡)▽松田千春滋賀県企画調整課主幹(滋賀)▽平竹耕三京都市文化芸術都市推進室長(京都)▽東朋治協働研究所取締役(兵庫)▽高橋泰子緑と水の連絡会議理事長、藤山浩島根県中山間地域研究センター研究企画監(以上島根)▽多田憲一郎岡山商科大教授(岡山)▽木織雅子工房おのみち帆布理事長(広島)▽河内山哲朗前山口県柳井市長(山口)▽熊紀三夫高松丸亀町商店街振興組合専務理事(香川)▽黒田周子今治コミュニティ放送社長、河野達郎おおず街なか再生館専務(以上愛媛)▽公文豪高知短大非常勤講師(高知)▽伊豆哲也まちづくり機構ユマニテさが常務理事(佐賀)▽北田貴子自由空間きた田主宰(長崎)▽坂元英俊阿蘇地域振興デザインセンター事務局長(熊本)

【01】

報道を活用、売り込み展開 メンバー活動報告(1)

渡辺英彦・富士宮やきそば学会会長(静岡) 【要旨】  B級ご当地グルメを使ったまちおこしの成功には、・・・[記事全文]


【02】

学生を引き込み全国発信 メンバー活動報告(2)

木織雅子・工房おのみち帆布理事長(広島) 【要旨】  帆布との出会いは、経営者の集まりで工場を訪れた・・・[記事全文]


【03】

地域が自発的に行動を メンバー活動報告(3)

吉成信夫・岩手子ども環境研究所理事長(岩手) 【要旨】  岩手の山の中で廃校などを利用し、子どもたち・・・[記事全文]


【04】

きずなづくりに着眼 メンバー活動報告(4)

伊豆哲也・まちづくり機構ユマニテさが常務理事(佐賀) 【要旨】  佐賀市の中心市街地の空き店舗率は2・・・[記事全文]


【05】

熱意と人材育成が活力に  総務相交え、パネル討論 

 「生き生きとした地域社会のために」をテーマに行ったパネル討論には、河内山哲朗(こうちやま・てつろう・・・[記事全文]


地域再生
NPO,研究者,行政担当者等の意見

地域再生列島ネットから

47TOPICSから
ニュース特集