これがイチオシ!地域再生

第19部 「新たな着想で」 見方次第で資源に

 発想を変えれば、貴重な資源が見つかる。全国の地方新聞社と共同通信社の合同企画「これがイチオシ!―地域再生」第19部は、新たな観点から地域を見直す取り組みを報告する。

現代芸術でまちづくり 休業ホテルも作品に
参加社

【01】

現代芸術でまちづくり
休業ホテルも作品に

 青森県十和田(とわだ)市は、アートを生かしたまちづくりに取り組んでいる。2008年に開館した市現代美術館が推進役となり、現代アート作品を館内に展示するだけでなく、その集客力を活用して商店街や観光施設との交流事業を展開する。  旅行形態の変化や東日本大震災により、観光客の減少に悩む同市の十和田湖や奥入瀬(おいらせ)渓流周辺の温泉街でも、アートを地域振興と集客につなげようという試みが始まった。  13年9月下旬から2カ月間開かれた「十和田奥入瀬芸術祭」では休業ホテルや遊覧船、旧家などを会場に展示とゼミナール、音楽会などを繰り広げ、延べ6万8千人の入場者、参加者を集めた。  渓流に近い山腹に・・・[記事全文] 【東奥日報社】

「棋士のまち」売り出す 公式戦を創設、若手育つ
参加社

【02】

「棋士のまち」売り出す
公式戦を創設、若手育つ

 兵庫県加古川(かこがわ)市で毎年秋、若手棋士を対象にした日本将棋連盟の公式戦が開かれている。同市が主催する「加古川青流(せいりゅう)戦」の決勝だ。3回目の2013年は佐々木勇気(ささき・ゆうき)四段(19)が制した。  09年から「棋士のまち」を名乗り、将棋を用いて、まちのPRを続ける加古川市。プロと呼ばれる人は、女性や引退棋士を含めても全国に300人足らずで、約40万人に1人。ところが、人口27万人の同市には、棋王3期、王将2期のタイトル歴を持つ久保利明(くぼ・としあき)九段(38)をはじめ、5人のゆかりの棋士がおり、それにちなんで名づけられた。  タイトル戦の誘致などに取り組む一方、・・・[記事全文] 【神戸新聞社】

茶わんで奏でるメロディー 有田焼の良さ、音でPR
参加社

【03】

茶わんで奏でるメロディー
有田焼の良さ、音でPR

 何の変哲もない、普段使いの茶わんが木琴用のマレット(ばち)ではじかれ、優しい響きを奏でる。大小さまざまな磁器が織りなす澄んだメロディーに、聞き入るお年寄りの表情もほっと和んだ。  日本で初めて磁器が焼かれた佐賀県有田町。2016年に創業400年を迎える有田焼の歴史と伝統技術を「音」で全国に伝えようと、演奏されているのが茶わんを使った「碗琴(わんきん)」。1300度の高温で焼かれた磁器はレースを巻いたマレットではじいても割れない。  中心となって活躍するのが有田観光協会事務局長の筒井孝司(つつい・たかし)さん(62)。 02年から演奏会を続けている。姉妹都市を結んでいる西洋磁器発祥の地・ド・・・[記事全文] 【佐賀新聞社】

地元愛につながる存在に サッカー監督、高木琢也氏に聞く
共同通信

【04】

地元愛につながる存在に サッカー監督、高木琢也氏に聞く

 プロスポーツのチームが地域にあると、どんな得があるのかとよく考える。一つは多くの人に囲まれサインをする選手たちの存在だ。子どもたちがサッカーをしたい、このチームでやりたいという夢を膨らませることにつながるのかなと思う。  もう一つは、試合会場で見かける家族や友達、恋人たちのことだ。その人たちの会・・・[記事全文] 【共同通信社】

地・宝・人ネットから

【まとめ/外・宝・人】≪地域に根差した産業を興すには≫ 第三者の目で見直しを 資源を活用、地元化も

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