東日本大震災の大津波で全壊した岩手県大船渡市三陸町吉浜(よしはま)の小さな個人経営の造船所が、11カ月ぶりに再建され、地元関係者を喜ばせている。造船所経営者は、青森市の復元北前船「みちのく丸」建造を担った名船大工。ささやかな落成式を12日に行い、春から本格的に操業再開する見通しだ。 この造船所は、祖父の代から和船専門の船大工、小松新一さん(66)が海岸の近くで営む石橋造船。特産品の吉浜(きっぴん)アワビが海外でも知られる地元漁業を支えてきたが、造船所の木造建屋(約130平方メートル)や機材が流失した。地元漁協や東京都内の吉浜出身者らの支援で再建にこぎ着けた小松さんは「高台への移転も考えたが、… [記事全文]
2012/02/10 14:10 【東奥日報】